前橋商の145キロ右腕・橋本優雅投手が6回2安打無失点

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前橋商の145キロ右腕・橋本優雅投手が、6回を投げて2安打無失点で完封勝利を挙げた。

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ギアチェンジ

橋本優雅投手はこの日は奪三振は1個のみ。ランナーがいない場面では球速を130キロ台に落とし、右バッターのインコースやアウトコースに投げて打ち取る投球を見せる。しかし、ランナーを許してから投球が変わる。

5回には1アウトから連続四死球で1,2塁としたが、次の打者には140キロ台にギアを上げた球を投げ、詰まらせてショートゴロで併殺を奪った。他のイニングでもランナーを許してから力を入れて投げてから140キロを連発し、最速は144キロを記録した。

「三振を取るより、打たせてゲッツーを取れた」と狙い通りの併殺は4個奪った。奪三振以上に内容の濃い投球を見せている。

前橋商は昨年、井上温大投手が夏の群馬大会で準優勝し、巨人にドラフト4位で指名された。橋本投手も昨年夏はベンチ入りをしていたが登板はなく、秋の飛躍を目指していた。しかし秋の大会前に右わき腹を痛めて12月まで投げられなかった。

井上投手から「じっくり治し、お前が来年、エースの自覚を持ってやれ」と激励され、この夏にエースとしてマウンドに立つことができた。「去年の井上さんのような存在になって、チームを引っ張りたい」と話す橋本投手、エースとしての投球は今後も続く。

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名前の通り、優雅にゆったりと足を上げたフォームから、鋭い腕振りで自己最速にあと1キロと迫る144キロをマーク。右打者にチェンジアップも織り交ぜた。5回1死から連続四死球で一、二塁としたが、次打者を直球で詰まらせ、遊ゴロでこの日3つ目の併殺。「三振を取るより、打たせてゲッツーを取れた」。奪三振は1個で計4併殺。6回84球で攻守のリズムを呼んだ。

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