苫小牧中央の146キロ左腕・根本悠楓投手がプロ志望届提出「球団はどこでも」

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苫小牧中央でプロ12球団が注目する左腕・根本悠楓投手が、23日にプロ志望届を提出した。「球団はどこでもいい」と話す。

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12球団が注目

根本悠楓投手は、中学時代の全国大会の決勝で完全試合を達成し、U15代表としてプレーした。高校でも1年時から投げ、最速146キロ左腕として12球団のスカウトが視察に訪れるなど、注目をされている。

今年の夏は南北海道大会に出場をした。準々決勝では駒大苫小牧の壁に2-3で敗れたが、146キロを記録し15個の三振を奪う力の投球を見せた。

プロ志望の思いはあり、敗戦の翌日からは自宅でランニングを開始すると、お盆休みも13日だけは親戚を回るなどしたが、14日からは再び自主練習を行っていた。そしてこの日、プロ志望届を提出した。「やっとスタートライン。ようやくプロにいけるかもしれないというところまできた。行けるなら球団はどこでもいい」と話した。

プロでの目標については、「本当は高校で150キロを出したかったが、プロにいけば自然と出てくると思う。もっとレベルを上げ、チームを勝たせられる投手になりたい」と話した。

身長は173cmと上背はないが、プロでは力のある150キロの真っすぐと、切れ味鋭い多彩な変化球を投げ、2、3年目から先発として投げるくらいのイメージができる。ドラフト会議では3位前後での指名が予想される。

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根本がプロ入りに向けた第1ステップを済ませた。縁起を担ぎ、大安の日を選んで志望届を提出し「やっとスタートライン。ようやくプロにいけるかもしれないというところまできた。行けるなら、球団はどこでもいい」。日本高野連から公表されるのは24日以降だが、青く澄み渡った苫小牧の空の下、あらためて決意を固めた。

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