健大高崎が加藤学園と練習試合を行い、230発打線の主砲・小澤周平選手が2本塁打を放ち、センバツへ勢いを付けた。
広い球場で
この日は静岡の愛鷹球場で試合が行われた。両翼98m、中堅122mの広さがあり、甲子園よりも広いサイズの球場でプレーをした。
その球場でも健大高崎の230発打線が火を吹いた。2回に先頭で打席に入った小澤周平選手が、カーブを引きつけてライトスタンドに突き刺すと、7回にはインコース低めのストレートを振り抜き、打った瞬間に入ったとわかる2ランホームランを放った。
1本目については「しっかりと体を開かずにボールを運べた」、2本目については「完ぺきにとらえました。」と話した。これで高校通算37本塁打としている。
小澤選手は172cm75kgと体は大きくないものの、1年生の時からスイングが段違いに大きく速かった。上級生にも臆さない性格もあり、今年は主将としてチームを引っ張る。
230発打線の健大高崎、甲子園で一発を打つのは誰なのか、非常に楽しみ。
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右足を大きく上げてタイミングを取りながら、高々と放物線を描いた。二回、先頭の第1打席。緩いカーブを引きつけ、右翼スタンドに突き刺した。「しっかりと体を開かずにボールを運べた」と自画自賛の当たりだ。
七回1死一塁での2発目は打った瞬間に確信した。内角低めの直球を「完璧に捉えました」と引っ張り、再び右翼へ運ぶダメ押し2ラン。6日の対外試合解禁以降初の本塁打、しかも2発量産し、高校通算を37本まで伸ばした。
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