北北海道の紋別高校に、プロが注目する150キロ右腕がいる。池田悠真投手は184cm89kgから威力あるストレートを投げ、複数球団のスカウトが視察に訪れている。
1年時に投手に転向
池田悠真投手は1年時は外野手としてプレーしていたが、2年夏が終わったあとに本格的に投手として投げ始めると、138キロのストレートを見せた。また、知内高校で坂本拓己投手(2022年ドラフト4位)を指導した江副翔太氏が昨春から部長に着任すると、このオフにはじめてウエイトトレーニングを行い、今年春の大会前に147キロを、そして5月中旬に150キロを記録し急成長を見せた。
春の大会は北見地区予選で強豪の遠軽高校に1-11でコールドで敗れた。池田投手が先発し中盤まで接戦だったものの、7回に一挙9点を失った。「後半に投球が乱れて甘く入ることが多かった。コースの際をつければ春もいけたかもしれない。その反省を生かして投げたい」と話す。
祖父がカニ漁の漁師で、池田投手も卒業後は漁師を考えていたというが、高校には複数の球団のスカウトが姿を見せているといい、「スカウトさんが来てくれているのにはびっくりしています」と話す。現時点では進路は未定だが、「とりあえず夏大会に集中する。スカウトの前でいいピッチングを見せられていないので、いつか見せられたらいいと思う」野球の道も見え始めている。
足を高く上げて投げる佐々木朗希投手のようなダイナミックなフォームから放たれる150キロの速球、夏は非常に注目が集まりそうだ。
2025年度-高校生-北海道のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
”オホーツクの朗希”池田を中心に紋別「北大会1勝」 ー スポニチ北海道版

【高校野球】紋別・池田悠真、カニ漁手伝い足腰鍛えプロ注目の最速150キロ右腕に 進路は野球?漁師? - スポーツ報知
第106回全国高校野球選手権大会の北北海道・北見、名寄地区の組み合わせが14日、決まった。6年ぶりの地区突破を目指す紋別は、28日の初戦(2回戦)で斜里・大空・津別連合対北見工の勝者と対戦する。NP
コメント