夏の高校野球新潟大会は決勝戦が行われ、プロ注目の茨木佑太投手が162球を完投したものの帝京長岡が新潟産大付に敗れて甲子園に届かなかった。
7球団視察
決勝戦に先発した茨木佑太投手は、初回にスカウトのスピードガンで145キロを記録するストレートで三者凡退に抑えた。
しかし2回には味方のエラーも絡んで2失点すると、5回には連続四球から2失点し、9回162球を投げて10安打8奪三振4失点だった。攻撃陣が2点に抑えられて2-4で敗れた。
阪神でプレーする兄の茨木秀俊投手(2022年・阪神ドラフト4位)も2年前に創部初の決勝進出を果たしたが、甲子園にあと一歩の所で涙を飲んでいた。この日の前日に兄から「あと1勝頑張れ」と連絡をもらっていたが、兄の思いも甲子園に届けることはできなかった。「小学校から兄と同じ進路に進んで、悔しい思いをしている姿も見てきたので、それを自分の力に変えないといけなかった」と話し、悔しさをにじませた。
この日は7球団が視察し、
阪神・筒井スカウト:「兄と似て運動能力が高く楽しみ」
巨人・大場スカウト:「体が大きく投打ともにセンスがある。伸びしろ十分」
と評価した。
茨木投手は今後について、プロ志望を明らかにした。兄と同じ道をさらに進んでいくことになりそうだ。
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茨木162球完投報われず ー デイリースポーツ紙面
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