【夏の甲子園2024】大会ナンバーワン遊撃手は?

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夏の甲子園大会に出場する選手で、ナンバーワンと注目されそうな遊撃手を紹介します。

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遊撃手

今年は高校生遊撃手が非常に注目される夏となっているが、甲子園でも注目遊撃手が登場する。

花咲徳栄の石塚裕惺選手はドラフト1位で指名される選手なのは間違いないだろう。攻撃では積極的には見られないもののじっくりと相手の投球を見て、それに合わせてしっかりとコンタクトをしてセンター返し、逆方向へと弾き返せる。しかし巧打者ということではなく、逆方向の当たりは右中間にぐんぐんと伸びてゆき、しっかりと引っ張った打球はものすごい打球音を残して一瞬でスタンドへと消えていくスラッガーだ。球を見て追い込まれても結果を残せるという自信と落ち着き、対応する技術がある。

守備でも基本的に送球のブレが無いのが特徴ですごいことだと思う。送球を逆算してフットワークを使うことができる。ただし横の動きなどのスピードは他の野性的な身体能力を持つような選手ほどは無いのだが、守ってほしい部分でしっかりとアウトを取る所は大学生でも上手いレベルに達していると思う。また内野安打や好判断の走塁などで一瞬の足を使える選手で、派手さは無いものの身体能力もかなりあると評価できる。上背もある遊撃手で右の大砲、何でもできる身体能力と野球脳があり、堅実なプレーができて集中力も高い。プロが最も好む位置にいる選手だろう。

早稲田実の宇野真仁朗選手は高校通算64本塁打で、ホームランの炸裂感は一級品、レフトへと特大の当たりが飛んでいく。また打撃に関してはとにかく引っ張る形でわかりやすい。相手がシフトを敷いても強い打球で狭い三遊間を引き裂く。しかし打撃一辺倒ではなく走塁などで見せることができる総合力の高い攻撃の選手だ。守備もやや難しい動きをすることはあるが、ショートを無難に守れる力はある。将来的には打撃を活かす形で他のポジションということもありそうだ。

滋賀学園の岩井天史選手は打撃の柔らかさがある選手で、逆方向にもバットのヘッドで持っていけるような感じがある。守備も打球への入りなどやしなやかに柔軟に入れるので手元で動いても余裕をもって処理をできるが、体がまだ高校生という感じで攻守ともにパワーが出てくれば面白いと思う。バットはもっとヘッドを効かせて強い打球を打てるようになり、守備でも強く送球するためにフットワークを繋げられると良い。

京都国際の藤本陽毅選手は4番を打つ遊撃手で、1年時からショートを守り、動きの良さを見せていた。攻守において無駄が無い動きが特徴で、打撃でも最短でバットが出て体もできてきたので打球も強く、面白いようにヒットを飛ばすようになった。守備でもボールに最短で入るような感じで、そこからワンステップでファーストへ送球する。もう少し懐の深さが出てくれば楽しみだと思う。

宮崎商の中村奈一輝選手は高い身体能力は大会NO.1かもしれないと思わせる。投手としても球速が出ていて打撃のパワーもある。ただし、打撃でも守備でもいろいろと動く所があり、打席では打ちたい気持ちが見え、どんな球でも身体能力で持っていこうとする感じがする。守備でもまだまだ改善できる所がありそうで、将来が楽しみな選手だ。

大社高の藤江龍之介選手は守りの動きにバネを感じさせ、踏ん張ってピタッと止まる足腰の強さがある。打撃でも強いコンタクトができる選手。富山商の森亮太選手は184cmの大型強肩遊撃手で、リリーフとして力のある球を投げる。侍ジャパンU18代表候補に選ばれている明徳義塾の山畑真南斗も動きの良さは見せるが、肩がもう少し欲しい感じがする。

長野日大で1番を打つ玉井洸成遊撃手や、掛川西でクリンナップを打つ山下陸人選手もスピードがありそうでチームの勝敗を握る。また2年生では菰野の加瀬大雅選手も期待したい選手。

夏の甲子園(2024)の出場決定高校と注目選手、スポーツ紙各紙のチーム評価
夏の甲子園大会に出場するチームの主な注目選手を簡単ににまとめます。またスポーツ各紙の評価を掲載しました。
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