白樺学園の188cm右腕で、高い制球力の投球で夏の甲子園に出場した半沢理玖投手が、プロへの挑戦を口にした。
「思った以上に良くなった」
半沢理玖投手は188cmの長身右腕投手で、最速は143キロを記録する。角度のあるストレートや変化球と、低めに集める持ち前の制球力が光り、この夏は北北海道大会で、別海、遠軽、旭川志峯、クラーク国際という強豪との対戦を勝ち抜いて甲子園に出場した。5試合で20回1/3を投げて18安打17奪三振で3失点、与えた四球は1つのみだった。
甲子園では初戦で創成館と対戦すると、先発して8回途中まで5安打6奪三振で1失点に抑えたが、試合は0-1で敗れて初戦で敗退した。しかしこの試合も無四球で、「継続してやってきた四球を出さないというのが大きい舞台でも変わらずにできた」と話す。
亀田監督は「いずれはプロにとは思っていたが、正直、思った以上に良くなった」と話し、この夏の半沢投手の成長を評価、そしてこの日、プロ志望届を提出し、高野連のサイトに名前が掲載された。半沢投手は「ずっと目標にしていた場所。1年生の時から言われ続けて出せる状況になったのがうれしい」と話した。
まだ線が細く、体作りを進めていく形になると思うが、それが出来上がって球速が148キロ〜150キロくらいになり、持ち前の制球力も伴っていれば楽しみな投手となる。半沢投手も「真っすぐでどんどん押していける投手になりたい」と話した。
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白樺学園エース・半沢理玖投手がプロ志望届提出「真っすぐでどんどん押していける投手に」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
今夏甲子園に出場した白樺学園のエース、半沢理玖投手(3年)がプロ志望届を提出し、20日に日本高野連公式サイトに掲載された。1メートル88の恵まれた体格にバネを兼ね備えた最速143キロ右腕は「(プロは)ずっと目標にしていた場所。1年生の時から言われ続けて(志望届を)出せる状況になったのがうれしい」と笑った。
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