早稲田実・宇野真仁朗選手がプロ志望決断か、近日中に志望届を送付へ

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早稲田実で高校通算64本塁打を放ち、侍ジャパンU18メンバーにもなった宇野真仁朗選手が、プロ志望を決断した模様と報じられた。

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進路

宇野真仁朗選手は早稲田実の内野手として、高校通算64本塁打を放つ。今年は特に、木のバットを持ち春の都大会では3本、夏の西東京大会で2本を放つなど、木製バットでも16本塁打を放っている。痛烈にレフトスタンドに伸びる打球は圧巻でプロも注目をしていた。

夏は甲子園に出場し、遊撃手としてのプレーも見せた。一方で打撃については、広角に打つわけではなくほぼ全てが左側、三遊間からレフトへ飛ぶ打球で、甲子園ではコントロールの良い投手が外角へ球を集めて打ち取られていた。侍ジャパンではショートに花咲徳栄の石塚選手がいた事でなれないファーストで苦労をしていたが、打撃でも結果を出すことはできずにいた。

進路については夏の大会終了後に「まだ全然考えていない。先生を含め監督と話して決めていきたい」と話していたが、プロへの思いがあることが知られていた。しかし、プロか、進学の多い早稲田大でプレーしてからプロを目指すかを熟考し、ここまでプロ志望届を出していなかったが、この日までにプロ志望を決断した模様で、近日中に高校野球連盟に届けを送付し掲載される予定という。

早稲田実からは清宮幸太郎選手が2017年にドラフト1位で7球団が競合し、2018年には野村大樹選手が福岡ソフトバンクにドラフト3位で指名されている。宇野選手は打撃・守備に課題はあるがそれがはっきりしており、プロでの課題が比較的明確となっている。その中で、左への長打力をしっかりと伸ばせ、またショートの守備もうまくなれる可能性もあり、ドラフト4位前後での指名の可能性があるのではないかと思う。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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