中日・根尾昂選手がプロ初本塁打、センバツ開幕で着火

中日ルーキーニュース

中日のドラフト1位ルーキー・根尾昂選手が、2軍の巨人との交流戦で2番ショートで出場すると、巨人・野上投手からホームランを放ち、いよいよ季節に合わせて調子が上がってきた。

センバツ開幕に合わせて

根尾選手は2軍でプレーを続けるが、3月15日から21日までの5試合では、22打数2安打11三振という成績だった。それでも、昨年に優勝投手として躍動したセンバツが開幕した23日に、プロ初本塁打を記録した。

三振が多いことに不安視する声もあるが、根尾選手は全く動じていない。「毎打席、毎球、打ちにいっている。考えをもって1球ずつやろうと思っている」と話した。そしてこの日のホームランにつながる。打たれた巨人の野上投手は「いいバッター。ツボを持っている。」と話した。

ホームランを打った根尾選手だが、このホームランにも動じなかった。「うれしいけど、やったという感じではないですね」と話した。根尾選手はまだプレースタイルが見えてこない。投手も含めて内野、外野、ヒットを打つスタイルからホームランを打つスタイルまで、どんな選手にもなれるIPS細胞のような選手だった。

それでも野手に専念することは決まり、ショートを守っていく事も決まっていく。その中でバッティングスタイルはどんな形が良いのかを模索している。期待されるのはショートを守り打率3割、30本塁打を打つ選手という事になるだろう。そのために小さくヒットを打つのではなく、三振をしても大きなものを狙い続ける根尾選手には十分可能性を感じさせる。

野上投手は「似ているのは西武の森友哉じゃないかな。スイングも速いし外の打ち方とかが似ている」と話し、上背はないもののスラッガーとして頭角を現してきた森選手と比較した。おそらく森選手と同じようなタイプになりそうだ。まずはファームで今年1年で20本塁打を打つことを目標にして、大きな遊撃手となってほしい。個人的には投球も見たいが。

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