千葉ロッテのルーキー4人が開幕1軍へ、ドラフト4位・吉原正平投手が好投

井上晴哉, 石川歩, 吉田裕太, 吉原正平

 千葉ロッテのドラフト4位・吉原正平投手が、阪神とのオープン戦で2回を1安打無失点と好投を見せた。千葉ロッテは既に3人は開幕1軍が確定的といわれており、吉原投手の好投で開幕1軍に4人のルーキーが入るという活気を見せている。

 

144km/hで2回1安打、左に抜群の強さ

 吉原正平投手は日大から日本生命に進むと、最速151km/hの速球を武器に活躍し、社会人1年目には都市対抗予選で2完封、本戦でも2試合連続完封を記録し注目された。

 通常は左打者を抑えるには左投手をぶつけることが多い。しかし吉原投手はこの日、阪神の西岡選手、鳥谷選手、福留選手と言った左バッターを相手にノーヒットに抑え、左打者に対する抜群の強さを見せた。「左バッターの方が投げやすい、ベースの右側の方が目標がはっきりする」と話し、社会人時代も「代打で左が来るとうれしかった」と話す。先日の北海道日本ハム戦でも稲葉選手を打ち取り、大谷選手からは三振を奪っている。

 この好投で、また特に左打者への強さをアピールし、伊東監督が「今の感じなら入ってくる」と1軍の戦力として考えている。対左用のリリーフとして1軍入りがありそうだ。

 

開幕1軍に4人のルーキーも

 昨年のドラフト会議は不作の年と言われてきた。しかしその分、スカウトは自分の中で暖めていた選手を指名できたのだと思う。千葉ロッテはドラフト1位の石川歩投手がオープン戦で3回2安打1失点の好投を見せ、既に開幕ローテーション入りを明言されている。またドラフト2位の吉田裕太選手も貴重な捕手として出場し、ここまで1本塁打、打率.333を記録、さらにドラフト5位の井上晴哉選手も1本塁打、打率.529を記録し、主軸としての起用が期待されている。

 1位、2位、4位、5位ときて気になるのは3位という事になるが、三木亮選手は1軍キャンプでよい動きを見せていたが肉離れのために2軍に降格している。ケガが無ければ5人という事もあったかもしれない。今は悔しい思いをしていると思うが、キッチリとケガを直してから1軍で活躍して、シーズン終盤にドラフト6位の二木康太投手も含めて、6人全員が1軍で出ていたらすばらしい。

 

 アピールなら、ドラ4右腕も負けてはいなかった。2番手としてマウンドに上がった吉原は、直球を軸に2回1安打無失点。「左のアウトコースに投げるのが得意。代打で左が出てきたらうれしいくらい」と左3人を完璧に封じた。

 伊東監督は「(吉田は)いいところで打っているし、一発のある打者として期待できる。(中継ぎの)左投手がふがいないから、吉原がそこに入ってきてくれれば。いい新人を取れたと思う」と高く評価した。

 現在、アジャ・コング似の顔から「アジャ」の愛称が定着したドラ5の長距離砲・井上と、開幕ローテ入りが確実なドラ1の石川の2人はすでに開幕1軍が確実。吉田と吉原を含めた新人4人が開幕を1軍で迎えれば、チームでは25年ぶりの快挙となる。


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