JABA京都大会は、プロ注目投手が続々登場した。かずさマジックの玉井大翔投手は6回無失点と好投したが、JR東日本の進藤拓也投手は先発したものの期待に応えられなかった。
玉井投手、粘りの投球で6回無失点
大阪ガスと対戦したのはこちらもプロ注目右腕の玉井大翔投手、この日は調子はまずまずという内容で、4回には1アウト満塁のピンチを背負うなどランナーを背負う場面も見られたが、要所を抑えて6回まで無失点に抑える好投を見せた。
玉井投手はスポニチ大会でも5回1安打無失点の好投を見せるなど、先発して必ず期待に応えてくれる投手といえる。145キロの速球とスライダーや沈む球は東農大北海道時代から注目されている。この日は11球団34人のスカウトが視線を送った。実力でプロへの道を築いている。
進藤投手は期待に応えられず
一方、JR東日本の153キロ右腕・進藤拓也投手はNTT西日本戦で先発を任された。しかし、初回に2つの四死球を与えて1失点、3回には1四死球に3安打を浴びて3失点し、2回1/3で2安打4四死球3失点でマウンドを降りた。
静岡大会や先日の関東選抜リーグで先発して好投を見せていた事もあり、安定してきたかに思われたが、大勢のスカウトが注目するこの試合でのこの投球で、まだまだという印象がついてしまった。大舞台で好投できる精神的な強さが課題となってきそうで、都市対抗などでどんなピッチングができるかが指標となりそうだ。
それでも、これだけの速球を投げる投手はプロでもあまりいないと思う。指名候補なのは変わらない。
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