巨人、横浜DeNAなどがドラフト1位候補に名前を挙げている、慶大・白村明弘投手がチームの紅白戦に登板すると、3回1安打無失点の好投を見せた。
ストレートはこの時期で既に144km/hを記録、奪った三振は2つと早いペースで仕上がりを見せている。白村投手は「この寒さの割には良かった。打たれる感じがせず、押していけた」と話すと、江藤省三監督も「今の時期にしては出来過ぎ」と話し、今シーズンに掛ける思いを示した。
白村投手は187cmの大型右腕で、最速153km/hを記録するなど速球派右腕として各球団ともドラフト上位候補にリストアップしている。慶応高校時代も145km/hを投げる大型投手として期待されたが、独特のフォームや、速いのに打ち込まれる場面も見られるなど課題もあった。
大学では3年春までは3勝2敗と力がありながらも活躍できていなかったが、昨年秋季リーグに9試合に登板し4勝2敗を挙げてエースとしてブレークした。春季リーグ戦でも昨年秋のようなピッチングを続けることができれば、ドラフト1位は確実になる。
慶大・白村 いきなり144キロ!今秋ドラフト候補が紅白戦登板 - スポーツニッポン:2013/2/16
東京六大学野球の慶大は15日、横浜市の同大グラウンドで紅白戦を行い、今秋ドラフト候補153キロ右腕の白村明弘が今季初実戦登板した。
雨の中先発した白村は、1メートル87の長身を生かしたフォームで最速144キロを計測。3回1安打無失点、2奪三振に抑え「この寒さの割には良かった。打たれる感じがせず、押していけた」と手応えを口にした。江藤省三監督も「今の時期にしては出来過ぎ」と目を細めた。
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