大学全日本合宿の紅組2番手には、山梨学院大の高梨裕稔投手が登板、フォークボールを駆使して2回をノーヒットで無四球、2三振を奪いパーフェクト投球を見せた。
高梨投手は関甲新大学リーグで全日本大学野球選手権で優勝した上武大を8回コールドながら2安打に抑えて完封するなど、187cmからの147km/hのストレートと鋭いフォークボールでリーグ屈指のエースとして評価されている。この日は立命大の山口拓也選手から見逃し三振を奪うと、福岡大・梅野隆太郎捕手からはフォークボールで空振り三振を奪った。
この投球に千葉ロッテの永野チーフスカウトが「スケール感があって、決め球のフォークもいい。もちろんドラフト候補になる」と評価した。高梨投手は千葉県・土気高校の出身で地元チームとしても獲得したいところだ。
高梨投手は「目標はプロ。」と力強く目標を話した。個人的にも大学屈指の投手だと思う。日米野球で得意のフォークボールを武器にアメリカのメジャー候補たちから三振を奪いアピールしたい。
山梨学院大にドラフト隠し玉 - ニッカンスポーツ紙面:2013/6/22
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