京都大学が東京大学と定期戦を行い、プロ注目の京都大・田中英祐投手が先発すると、6回までに5者連続を含む9奪三振を記録した。
4回までノーヒット
例年ならばそれほど注目されないのだが今年は注目度が違う。東京大グラウンドで行われた第71回定期戦、田中英祐投手は「調子は悪かった」と話したものの、5者連続奪三振などで4回までノーヒットに抑えると、6回まで1安打9奪三振無失点の快投を見せた。
しかし飛ばしていたのか7回に2ベースヒットと四球を許すと降板した。リーグ戦の後に初の侍ジャパン大学代表の合宿に参加し、その後もオープン戦が続いていたようだ。
田中投手は「後半にスタミナが落ちてしまったので投げ込みをしっかりして、秋は投げきれるようにしたい」と話している。
進路は
進路については「変わっていないです」と話した。京都大の工学部という事もあり、就職をする他の学生はおそらくみんな内定が決まっている時期だろう。田中投手の場合は大学院の道もあれば、社会人野球でプレーするという道もある。そしてプロ入りという道もある。
これだけの投球ができるのであれば、社会人よりもプロでやってほしいと個人的に思うが、田中投手の決断に注目したい。
大正時代から続く伝統の定期戦で京大・田中が真価を発揮した。6月に大学日本代表選考合宿に招集されたが、最終メンバーからは落選。休む間もなくオープン戦などが続き「調子は悪かった」という中、5者連続を含む9奪三振。4回まで無安打に抑えた。7回先頭から二塁打と四球を許して降板したが、「後半にスタミナが落ちてしまったので投げ込みをしっかりして、秋は投げきれるようにしたい」。23季ぶりの勝ち点を挙げた春に続く秋の快進撃へ向けて気持ちを新たにした。
プロ入りすれば、京大初のプロ野球選手誕生となる。自身の進路については「変わっていないです」と、決断していないことを明かした。
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