昨日は大学野球では仙台大の熊原健人投手がプロ志望届掲載一番乗り、また高校野球では智弁学園の廣岡大志選手がプロ志望届を提出した。
ドラフト1位候補
仙台大の熊原健人投手は、速球の力では大学生投手の中でNO1と評価される。いざ試合で投げ始めると速球は常時145キロ前後をマークし、その速球で押すピッチングにスタンドもざわめく。
しかし大学野球選手権ではその速球で13三振を奪いながら、四死球も0と大きく崩れることはなかったものの、変化球の数が少なく九産大打線に速球を狙われ、さらに自らのフィールディングによるエラーで失点をし初戦で敗退している。大学野球選手権、昨年の侍ジャパン大学代表などで実績は十分な投手で、ドラフト1位指名は間違いないものとみられる。あとはそのあたりの課題が克服されれば単独1位を狙ってくる球団も出てきそうだ。
プロではリリーフとしても期待されそうな強い速球を見せる熊原投手、独特の構えでスタンドが沸くシーンが見られそうだ。
ポスト岡本和真
また高校生では智弁学園の廣岡大志選手がプロ志望届を提出した。廣岡選手はドラフトで巨人に1位指名された岡本和真選手とともに主軸を打ち、今年は主砲として活躍をしている。今年は甲子園出場もできず全国で目立つことはできなかったものの、夏の予選も2回戦で天理とぶつかって敗退と活躍の時期は短かった。それでもプロのスカウトが視察に訪れチェックをしている。
主砲だが通算73本の岡本選手と比べると、廣岡選手は広角にヒットや長打が打てる選手で、守備も内野、外野を守り、今年は遊撃手としてプレーした。対応力や柔軟性があり岡本選手とは違ったタイプのといえる。しかしはまった時の一発は推定飛距離130mを超す。
奈良県からはライバル・桜井高校の4番・横山友亮選手も提出、こちらも思い切りの良い打撃が光る選手。
コメント