大商大のドラフト上位候補・吉持亮汰選手がこの日、初回から3打席連続で出塁するとすべて盗塁を決め、通算盗塁数を62としリーグ記録にあと3つと迫った。
ノンストップの足
リーグ記録は65盗塁、あと2試合で6盗塁を決めなければいけないという状況だった。しかしこの日、初回に出塁すると再三けん制をされながらも二盗を記録すると、3回、5回と立て続けに出塁し、すかさず盗塁を決めた。これで盗塁記録まであと3つ、射程距離に入れてきた。
50m5.7秒という俊足は、今年のドラフト候補の中で即戦力選手ではトップクラスなのは間違いなく、リードオフマン候補が欲しい球団は間違いなくほしい逸材。
またこの日は9回にマウンドに上った。オープン戦では投げていたという吉持選手だが、最速144キロを記録し変化球も交え、死球でランナーを許したものの併殺に仕留めて3人で締めた。12-2という点差が開いていたという事もあるが、明治神宮大会出場を決める関西地区大学選手権が指名打者制ではないことから、そのときに最速146キロも出したことがあるという吉持選手が登板する可能性もあり、テスト登板という意味もあったようだ。
4球団視察
最高の足、そして強肩。この日は巨人など4球団のスカウトが視察を行い、巨人・益田明典スカウト部主任は「足も肩もある。即戦力」と評価を受けた。
遊撃手としてももちろん肩が重要だが、足も含めて外野手として見ている球団もあると思う。いずれにしても抜群の身体能力をもった吉持選手は3位前後で指名されるとみられる。
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自慢の快足でも存在感を示した。再三のけん制球を受けながら初回の二盗を皮切りに3、5回も二盗に成功。4球団が視察し、巨人・益田明典スカウト部主任から「足も肩もある。即戦力」と高評価された。
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