近畿大が8季ぶりリーグ優勝に王手、4年間でチーム立て直し

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近畿大は今シーズンは立命館大戦で2勝1敗、同志社大、関学大、関西大のカードは2勝0敗で勝ち点を挙げ、京都大のカードで勝ち点を挙げれば優勝が決定する。この日はその京都大に先勝し、優勝に王手をかけた。

4年ぶり

近畿大は関西学生リーグの雄で優勝回数は35回を誇り、2位の立命館大の20回に大差をつけている。しかしその近畿大はこの4年間、優勝が無かった。

4年と言っても色々なことがあった。近畿大は名将・榎本監督のもとで2013年春のリーグ戦でも優勝をしている。しかし部員が窃盗事件を起こして逮捕されると、榎本監督が辞任し、2013年の秋のリーグ戦に出場を辞退した。リーグ戦は5チームで争われるという事態となった。

そこから苦しい時代が続く。榎本監督の後任として監督に就任したのは、田中秀昌監督。上宮高校でセンバツで優勝を果たし、東大阪大柏原でも2011年に甲子園出場に導くなど、高校野球で活躍した監督だった。

しかしその田中監督でも、出場辞退をしたチームを立て直すのに苦労をした。2014年に1年生だった世代と共に戦ってきたものの、昨年は春秋とも5位に沈んだ。今年は、1年生で糸井2世と言われる佐藤輝明選手を5番に、2年生で星稜時代に投打で活躍した谷川刀麻選手を3番、神戸国際大付で2年生から4番を打っていた、同じく2年生の竹村陸選手を4番に据えた。

そして投手では、4年生のプロ注目左腕・岡田和馬投手が3勝を挙げる活躍を見せ、3年生の小寺兼功投手と、横山竜也投手の両左腕を継投で起用し、粘り強く勝利してきた。

「いよいよだ」と話した田中監督、長かった4年間だが、2014年に1年生で入学してきた選手に、何とかリーグ優勝を経験させることができそうだ。今日の京都大戦に注目したい。

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部員の不祥事で2013年秋のリーグ戦を出場辞退。14年春から指揮を執る田中監督は「長かったけど、いよいよだ」と感慨深げに話すと、気を引き締めた。

14年から指揮を執る田中秀昌監督(60)は「いよいよですね。3年間は長かった」。13年に部員の不祥事で辞任した榎本監督の後任を任され、昨年は2季連続で5位に沈むなど苦しい時期を過ごしてきた。歓喜まであと1勝。連勝で一気に決める。

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