亜細亜大が千葉ロッテの2軍と対戦し、ドラフト候補捕手の頓宮裕真選手と、左腕の中村稔弥投手を2球団のスカウトが視察した。
千葉ロッテ、中日が評価
亜細亜大の頓宮裕真選手は、長打力がある打てる捕手として注目されており、この日も千葉ロッテを相手に4回、左中間への先制となる2ベースヒットを打ち、その力を見せた。「打球は詰まっていたし、まだまだ」と納得はしていないものの、視察した中日の正津スカウトは、「飛ばす力があるし、捕手としてのスローイングもよくなってきている」と評価をした。
頓宮選手は182cm100kgの大型捕手で、岡山理大付から亜細亜大に進学し、主将に選ばれるなどチームの中心選手となっている。セカンドまで1.8秒台の肩もあり、特に打てるタイプの捕手がいない球団は選択肢を増やすために欲しい選手だと思う。
また投手では左腕でエース候補の中村稔弥投手が先発し、7回を5安打4奪三振3失点1四球という内容でまずまずの投球を見せた。5回に3連続の長短打を浴び、7回には先輩の宗接唯人選手(2016年ドラフト7位)にホームランを浴びた。
「プロでは、ちょっと甘い球は打たれてしまう。それでも何とか失点は防ぐようにしないといけない」と反省をしたが、視察した千葉ロッテの永野チーフスカウトは、「まとまっているし、制球に苦しまない。ツーシームでカウントも稼げ、見た目より打者を詰まらせていた。春のリーグ戦をしっかり見たい」と評価を上げた。
亜細亜大はこの日、積極策を見せたものの4度の盗塁死でチャンスをつぶし、1-3で敗れた。
中村は、この日最速141キロの直球にスライダー、ツーシームをまじえ7回5安打1四球4三振3失点で、「プロでは、ちょっと甘い球は打たれてしまう。それでも何とか失点は防ぐようにしないといけない」と反省していた。
国内2球団が視察し、ロッテ・永野チーフスカウトは「まとまっているし、制球に苦しまない。ツーシームでカウントも稼げ、見た目より打者を詰まらせていた。春のリーグ戦をしっかり見たい」と視察継続の方針を示した。
亜大は15日、けがで主力2人を欠く中、ロッテ2軍との練習試合でプロ注目の捕手、頓宮(とんぐう)主将が四回に左中間へ先制二塁打を放った。「打球は詰まっていたし、まだまだ」と反省したが、視察に訪れた中日・正津スカウトは「飛ばす力があるし、捕手としてのスローイングもよくなってきている」と評価した。
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