今日から明治神宮大会、大学の部の注目ポイント

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今日から明治神宮大会が開幕する。大学の部は今年のドラフト候補だった4年生を最上級生として、大学集大成として大会に臨む選手も多い。また、特に地方のリーグの選手は、来年のドラフト候補として名乗りを上げたい選手も多いだろう。

ドラフト指名選手

まず今年のドラフト会議で指名された選手は6人が出場する。

東京ヤクルトドラフト2位・中山翔太選手(法政大)
横浜DeNAドラフト2位・伊藤裕季也選手(立正大)
東北楽天ドラフト7位・小郷裕哉選手(立正大)
埼玉西武ドラフト4位・粟津凱士投手(東日本国際大)
広島ドラフト2位・島内颯太郎投手(九州共立大)
東京ヤクルトドラフト7位・久保拓眞投手(九州共立大)

このうち、1回戦では立正大vs九州共立大の試合が組まれ、伊藤選手&小郷選手と島内投手&久保投手のドラフト指名対決となる。また法政大の4番・中山選手は、井口資仁氏(千葉ロッテ監督)の持つ1大会3本塁打の記録に「狙いたい」と話した。

注目投手

函館大はプロ志望届を提出していた海老塚耕作投手が、183cmから145キロを超す速球を投げる。東日本国際大もプロ志望届を提出していた船迫大雅投手は、リーグ4年間で34勝4敗と大エースとしての投球を見せ、この大会では集大成のマウンドとなる。登板は微妙だが、プロ志望届を提出していた有馬昌宏投手も183cmの左腕で146キロを記録する。

法政大は1年生の三浦銀二投手がエース級の活躍を見せ、東京六大学優勝をしている他、フレッシュリーグでは2年生の鈴木昭汰投手が抜群の投球を見せた。今大会でも三浦投手が中心になりそうだが、プロ志望届を出していた菅野秀哉投手、森田駿哉投手も4年生の維持を見せてほしい。

立正大は140キロ後半の速球を投げる4年生の釘宮光希投手と鈴木友也投手の2枚看板が注目される。創価大は3年生で来年ドラフト候補の杉山晃基投手が最速154キロを投げ、小孫竜二投手、望月大希投手も140キロ後半を記録する。今年の東洋大トリオに続いて来年注目トリオになれるか。

筑波大は1年生の佐藤隼輔投手、2年生の加藤三範投手が早くも注目されている。チーム方針で佐藤投手は80球までしか投げないが、昨年10球団以上が注目した投手で、すでにその実力は全国に響いている。中部学院大は4年生でプロ志望をしていた若山蒼人投手がアンダーハンドからの投球を見せ、3年生の伊藤健太投手が184cmから150キロを投げる。

近大は3年生の村西良太投手がリリーフで登板すると、最速150キロの速球で次々と三振を奪っていく圧巻の投球を見せる。プロ志望をしていた4年生左腕・小寺兼功投手もどんな投球を見せるか。関西国際大は2年生左腕の武次春哉投手が小柄ながらキレのある投球で、リーグ戦で2年間ですでに19勝を挙げている。プロ志望をしていた145キロ右腕の石田啓介投手も注目したい。

九共大はこの秋のエースの活躍を見せた島内颯太郎投手が、九州地区選手権では調子が良くなかった。代わりに、リリーフの久保拓眞投手が三振を奪いまくる投球を見せていた。プロに進む2人の投球に注目したい。

注目野手

法政大は中山選手の他にも、向山基生選手や小林満平選手など好選手がそろっており、大学で目のケガに泣いた大西千洋選手もプレーを期待したい。立正大も伊藤選手、小郷選手の他に、プロ志望届を出していた池田瞳夢選手、石森亨選手などがおり、まとまりのあるチーム。

筑波大では高校野球やU18でもプレーした篠原涼選手が3年生で来年はドラフト年となる。リーダーシップのある選手でその点にも注目したい。近畿大は2年生の佐藤輝明選手が大学1年時から迫力ある打撃を見せ、侍ジャパン大学代表入りもしている。とにかくそのスイングに注目したい。

環太平洋大の4番・熊倉巽選手は174cmだがスイングが鋭く、プロ志望届を提出していた実力者。

明治神宮大会(2018)大学の部の出場チームと注目選手
明治神宮大会(2018)1日目(高校・大学)の対戦カードと注目選手

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