明治大・森下暢仁投手が2月で153キロ自己最速、巨人、広島、西武など6球団視察

明治大, 森下暢仁

今年の大学生の目玉投手、明治大の森下暢仁投手がHonda熊本との練習試合で先発し、2月にして153キロを記録、自己最速を2キロ更新した。この試合には巨人、埼玉西武、阪神、福岡ソフトバンク、広島、横浜DeNAの6球団のスカウトが視察に訪れた。

4回3安打5奪三振無失点

今年の大学生投手の目玉は、明治大の森下暢仁投手で間違いない。昨年の侍ジャパン大学代表メンバーに選ばれ、昨年のドラフト会議で埼玉西武に単独1位指名された松本航投手とともに先発の柱として登板し、150キロを超す速球を見せていた。

その森下投手がこの日のHonda熊本戦で先発した。初回1アウトからヒットでランナーを許したものの落ち着いて併殺に打ち取ると、2回にはギアを上げて力のあるストレートで4番バッターを三振に斬って取り、3回にはカーブとストレートのコンビネーションで三振を奪った。4回を投げて許したヒットは3本だが5つの三振を奪って無失点に抑えた。

この日の投球について森下投手は「指にボールがかかった時のボールが、自分でも威力があったと感じることができました。そういうボールを投げることができたのは良かったと思います」と話し、「今日はカーブは良かったと思います」とカーブに磨きをかけた成果が出たことに納得をしていた。善波監督も「低めはボール2つ分低く抑えられていた。クイックでも球威は落ちず、2つのテーマで成長が見られた」と話し、クイックで弱くなる所もしっかりと改善された事を評価した。

この日の試合には巨人、埼玉西武、阪神、福岡ソフトバンク、広島、横浜DeNAの6球団のスカウトが視察し、巨人の長谷川スカウト部長は「間違いなく1位で消える選手です。今年のドラフトのトップクラスですね。この時期の150キロ超は素晴らしい。質のいいストレートで、スピンがかかっていて、スピードガン以上に打者の手元で力強さを感じました」と、ドラフト1位候補としての評価をした。

球速については善波監督が、「Hondaのガンが150キロ、あとプロが全部150キロ以上を記録したというんだから出ていたんだしょう。どこか球団は忘れたけどMAXは153キロと言っていましたよ」と話して、153キロが出ていたことを満足そうに話した。これを聞いた森下投手は「153キロ出たのは良かったと思います。でも、ここに合わせてやってきましたから。いい感じで投げることができて良かったです。」と話した。

侍ジャパンのエースでもある森下投手、リーグ戦ではやや球の力が落ちる時があり、昨年春は3勝2敗、秋は4勝3敗だったが、この春は5勝0敗を期待したい。これができればドラフト1位は決まる。森下投手は「これからは疲れが出た中でどうするかですね。疲れが出てきた時の、コンディションを考えながらのピッチングが課題です」と話し、これから開幕に向けての調整と、長い1年の戦いに向けた調整について目を向けていた。

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森下のピッチングを見つめた巨人の長谷川スカウト部長は「間違いなく1位で消える選手です。今年のドラフトのトップクラスですね。この時期の150キロ超は素晴らしい。質のいいストレートで、スピンがかかっていて、スピードガン以上に打者の手元で力強さを感じました」と、具体的な点を指摘しながら高い評価だった。

ネット裏には巨人、阪神、DeNA、西武、ソフトバンクのスカウト陣が顔を揃えた。この日の投球に善波達也監督は「いいボールが来てました。走者を出しても併殺で切り抜けたりね。投手陣のお手本を見せてくれました。スピードもHondaのガンが150キロ、あとプロが全部150キロ以上を記録したというんだから出ていたんだしょう。どこか球団は忘れたけどMAXは153キロと言っていましたよ」と2月に“自己タイ”をマークした右腕に満足そう。


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