大学代表の投手を評価、吉田投手はドラフト上位クラス

伊藤大海, 吉田大喜, 森下暢仁, 早川隆久, 村上頌樹, 山崎伊織, 佐藤隼輔, 内間拓馬

壮行試合で登板した投手を評価します。

大学代表投手の評価

森下暢仁投手(2回1安打2奪三振無失点):初回は得意のカーブから入るいつも通りの投球で、ストレートも徐々に上げて151キロを記録、やや甘目に入ったものの高校生では空振りをしてしまう球質だった。この日はストレートとカーブだけを投げるはずが、1回裏に佐々木投手の投球を見て2回は力みが入りやや制球を乱す。味方の守備で1点を失ったものの、134キロのカットボールを使ってやや本気の森下投手も見られた。

森下投手についてはもう言う事もない、日米大学野球では5回までの投球が多かったので、秋は長いイニングだとどのくらいまで球威が続くのかを見たいくらい。

大学代表先発、森下暢仁投手にも11球団絶賛評価

早川隆久投手(1回1安打2奪三振):高校時代は鋭い球を投げており、大学では150キロも記録しているが、この日は変化球を織り交ぜた投球、U18代表の左腕・宮城大弥投手と投げ合い、もちろん100%の状態ではなかったものの、力では宮城投手の方がやや上に見えた。来年のドラフト候補として、この秋は大事になってくる。鋭くて強い球を見たい。

村上頌樹投手(1回3安打3奪三振1失点):ストレートの質・威力は非常に高いものがあった。しかし、先発した森下投手を見ていた打者は、高校生でも合わせられてきていた。外野手の前に落ちるヒットが続いたが、こちらも来年のドラフト候補として、もっとバットに当たらない球を投げてゆきたい。

内間拓馬投手(2/3回2安打2失点):他の選手と比べてしまうとやや力が落ちるという印象は代表選考時からあったが、球の強さはあるのだが、良いボールは2球に1球くらい、それはいくら高校生でも通用しなかった。良い球の割合を増やせるかどうか、プロ入りという前にまずはそれを増やしたい。持っているものは良いのだから。

佐藤隼輔投手(1回1/3 ノーヒット1奪三振):佐藤投手の独特のタイミングとストレートのキレは、高校生ではやはり打てなかった。すごさという点では他の投手の方に感じるものの、伸びてくるストレートは大きな武器。2年生投手で、3年、4年と成長が本当に楽しみ。

山崎伊織投手(1回ノーヒット2奪三振):山崎投手の変化球も、高校生では当てられないだろう。力感のないフォームからの伸びる球もある。これほどの特徴を持った投手はなかなかいない。

吉田大喜投手(1回ノーヒット1奪三振):日米大学野球でも5試合を投げて5回2安打4奪三振と、メジャー予備軍を完全に封じた。この吉田投手の低めのストレートも、やはり高校生に打たれなかった。この投手は格の違いを見せつけた。ドラフト上位クラスで間違いない。

伊藤大海投手(1回1安打1失点1奪三振):大学代表の守護神、日米大学野球ではホームランを浴びて1敗を喫したものの、他の4試合では完璧に封じ、5試合4回0/3を投げて1安打1失点5奪三振という内容だった。すでにリーグ戦は始まっており、8月23日には7回を投げてノーヒットノーランも達成、その後、直前に北海道から関東に移動してこの試合に臨んでいた。

球速は151キロを記録したが、球の質はいつものものではなかった。武岡選手に甘目の球を打たれて、スクイズを決められた。本来の投球なら、高校生のバッターでは打てない投手で、来年のドラフトの目玉となる。

大学代表は7選手全てが登板した。4年生は2人だけだが、森下投手と吉田投手は大学トップクラスで、吉田投手は大きなフォークボールも持っており、プロでも即戦力として通用するだろう。

侍ジャパン大学日本代表メンバー(2019)


PAGE TOP