関西地区大学野球選手権では、敗者復活1回戦で大阪商業大が大阪市立大に勝利した。阪神が育成ドラフト1位で指名した大商大・小野寺暖選手が3ランホームランで決めた。
大学通算6本目
この日は1点を先制した3回、2アウトながら1,2塁の場面で4番・小野寺暖選手が打席に入る。1ストライクからの2球目のストレートを振りぬくと、打球は軽々とレフトスタンドを越え、点差を4点に広げる決勝の3ランホームランとなった。
小野寺投手はこれで大学通算6本目のホームランとなるが、「打った瞬間に行ったと思いました。昨日からインコースの真っすぐで責められていて、今日の朝も底を練習しました」と話し、第1打席も2アウト3塁からピッチャーゴロに倒れたが、「同じ攻めで来たので、内が弱いというのがあったかもしれないので、そこを狙いました」と話した。この日は朝5時半からランニングとティー打撃をしていたという。
前日の天理大戦では3四球と勝負を避けられノーヒット、しかしこの日は、指名をした阪神の畑山統括スカウトの目の前でホームランを放った。
育成ドラフトとなり涙を流した小野寺選手だったが、まずは「死に物狂いで最後まで戦いたい」と話し、このトーナメントを勝ち抜いて明治神宮大会に出場し、全国の舞台での活躍を見せたいという思いを話した。
小野寺ダンです!! デイリースポーツ紙面 2019/10/28
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