東北福祉大の153キロ右腕・椋木蓮投手は今年のドラフト上位候補として注目される。今年の目標として「太一さんよる上の順位でプロへ行きたい」と話し、昨年に東京ヤクルトにドラフト2位で指名された山野太一投手より上の順位での指名を目指す。
長いイニングでどれだけ投げられるか
椋木蓮投手は最速153キロの速球を投げる右腕投手で、昨年秋リーグ戦では主にリリーフとして登板し8回15奪三振でMVPを獲得した。東北チャンピオン決定戦でも150キロ前後のストレートで好投を見せた。
大学1年時は全日本大学野球選手権で、決勝戦で3番手で登板し1回2/3を3安打も1奪三振で無失点に抑え、リリーフの津森投手につないで優勝に貢献した。しかし2年時は右肩を故障し、2年秋は同級生の綱脇慧投手がノーヒットノーランを達成するなど活躍をする中でボールボーイをしていた。
昨秋に復活し好投をした。全国大会常連の東北福祉大にいるが、「小中高と全て自分の代で全国大会に行ったことがない。今年は最後のチャンスと思って自分が周りを引っ張っていきたい。全国で優勝したい」と、最終学年でチームを引っ張る立場での全国大会出場を目指す。
このオフは下半身を重点的に強化し、「遠投から低く伸びる球を投げられるようになった」と話す。主にリリーフで短いイニングを投げているが、「長いイニングをどれだけ同じ球で投げれるかを見せたい」と先発として投げる予定だ。
153キロ右腕にはプロモ注目する。ドラフト上位候補だが、「太一さんより上の順位でプロへ行きたい」と話す。中学校、高川学園高校、東北福祉大と同じ学校の先輩だった山野太一投手を、ドラフト会議の指名の時点で上にいくために、この秋はドラフト1位指名が目標となる。
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