大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、12奪三振、150kmマーク!

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花巻東・大谷翔平投手との対戦で勝利した大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、序盤はこちらも緊張からか制球を乱したものの中盤から立ち直り、8安打を許すも12奪三振で2失点、140km中盤の速球を低めに集めるピッチングで2回戦に勝ち進んだ。

投球内容

 初回、こちらも制球が悪く先頭打者を許す。ストレートは150kmを記録するも低めに叩きつけるような球が目立った。スライダーも良い球と悪い球がはっきりしており、2回には花巻東の4番・大谷翔平選手にライトスタンドへのホームランを浴びた。2回以降は低めに沈むスライダーが徐々に決まりだすと、ストレートも低めに落ち着いてくる。中盤はカットボールも含めた変化球を決め球にゴロを積み重ね、9回は2本のヒットを許すが最後は2者連続三振で締めた。

感想・評価

 197cmの大きな体で、高低の角度をつけるのではなく、体を前に倒し長い手足でリリースポイントを前に持ってくるような迫力のあるフォーム。ストレートは常時140km以上で序盤は145km中盤をマークしていた。球のキレからいうと大谷投手の方に軍配が上がるかもしれないが、低めに伸びるストレートは高校生のレベルは越えていた。スライダー、カットボールなど全体的な投球で勝負できる総合力もすぐれていた。

昨年までは良い所で打たれる課題があった。昨年夏の大阪大会決勝では東大阪大柏原戦で6回まで6-2と勝ち越していながら7回に3失点しマウンドを降り、秋季近畿大会でも天理に終盤逆転を許して敗れた。この試合では4回以降は粘りのピッチングを見せ9回のピンチも大差があったものの気持ちを込めて無失点に抑えることができた。一歩一歩成長しているという印象だ。

課題というと、体の使い方で横回転気味に見える所と線の細さで、これだけの身体があればもっと圧倒するピッチングができるようになると思う。体を強化するとフォームのバランスも変わり調子を崩す場面があるかもしれないが、それにチャレンジして、力でも球質でも圧倒できる投手に成長してほしいと、自然に期待が高くなる。

スカウトのコメント

◆北海道日本ハム・山田GM:「大谷も藤浪も素晴らしいものを持っている。本調子じゃなくても片りんを見せた。大谷の本塁打は打ち方が素晴らしい。投手も野手も両方やれる。」

◆ブレーブス・大屋博行国際スカウト:「大谷は打撃センスがあってバランスがいい。藤浪はきょうは力みがあったが、あれだけ投げられるのは体が強い証拠」

◆福岡ソフトバンク・永山勝スカウト部長:「ピッチングは寒い中しっかり投げていた。大谷は柔らかく投げ、藤浪は剛腕。2人ともただ速いだけじゃなく変化球にもセンスがある。藤浪君も今後が楽しみな素材」

◆オリックス・古屋編成部国内グループ長:「テクニックは大谷の方が上。ステップが狭いからばらつきもあるけど、今の段階では十分。足もあるしセンスを感じる。」

◆広島・苑田スカウト部長:「大谷はバランスがいいけどまだ下半身が使えてない。打撃はNO・1。藤浪を見てびっくりした。ぴゅっと浮くようなスライダーを見たのは大洋にいた平松以来だ。」

◆東北楽天・早川スカウトアドバイザー:「大谷は中日の浅尾のように、テークバックが小さく、腕の振りが速い。藤浪は球持ちの良さが光る。2人とも素材はいいが、プロでは活躍するには時間がかかりそうな気もする」

◆横浜DeNA・吉田編成部長:「大谷は投打とも好素質。藤浪は大きな体を使えるし、球を押し込むのがいい。」

◆巨人・熊野スカウト:「大谷の打撃はすごい。きっちりためて打てる。高校時代のT-岡田よりも上。長身投手は手足が長過ぎて、上下のバランスが悪いケースが多いが、藤浪も大谷も大きい割に動きがいい」

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  • 藤浪12K!BIG3対決制す/センバツ - ニッカンスポーツ・コム:2012/03/22

    第84回選抜高校野球大会(甲子園)が開幕し、大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手(3年)が、12個目の奪三振で初戦突破を決めた。9回2死一、三塁。大量リードは背負っても、最後の143球目まで力を振り絞って、両腕でガッツポーズをつくった。「先に点を取られて、流れを持って行かれたのに打線が打って逆転してくれた。自分は、攻める気持ちを思い出しました」と話した。

      「大谷君は得点圏に走者を背負ってもそこから粘り強く投げていた。そういう投球を自分もしなければと思った。冬の練習メニューの中で、あと1つ、あと1本と粘れる練習をしてきたことを思い出しました」。5回からは最速150キロをマークしたストレートに加え、冬に練習したカットボールも要所で使った。5~7回まで完全に抑えた。

    浪速のダル藤浪 精神面強化が生きた!大谷に勝った! - スポーツニッポン:2012/03/22

     粘り強く投げ抜いた。1メートル97の長身から初回にいきなり自己最速タイの150キロを叩き出すなど、立ち上がりからアクセル全開。2回に4番・大谷にすっぽ抜けのスライダーを右翼席に運ばれたが、笑顔をつくって気持ちを切り替えた。「打ってくれると信じていたので“1点くらい、いいか”と開き直りました」。2点目を許した4回にはナインから「打てるから大丈夫」と励まされ落ち着いた。5回以降は直球とカットボール主体の配球に変更し相手打線を手玉に取った。

     「冬の間はピンチの時に粘れるよう練習に取り組んだ。精神面で成長できたことが、凄く大きい」。昨秋までは勝負どころで弱さを露呈。昨夏大阪大会決勝では4点リードを守りきれずに東大阪大柏原(大阪)の前に涙をのみ、昨秋の近畿大会準々決勝でも途中までリードしながら天理(奈良)に逆転負けを喫した。オフには肉体面強化と並行して精神面の強化にも着手し、心理学の本を熟読して新境地を模索。その努力がこの日の投球につながった。

    大阪桐蔭・藤浪、MAX150キロで12K完投…センバツ - スポーツ報知:2012/03/22

     2回に大谷から被弾。そこで「1点くらい、いいか」と開き直れたのが大きかった。立ち上がりは直球、変化球ともに不安定。ただ、新球のカットボールを多投した5回以降は無四球と、粘りの投球で打線の奮起を呼び込んだ。

     これだけの長身でありながら、成長痛は幼稚園のころに感じただけ。2歳から15歳まで続けた水泳のおかげで関節が柔らかく、けがをした経験がない。負傷に対する「強さ」は大谷との際だった違いだ。初回と3回には自身最速タイの150キロをマーク。「できればもう一度、夏の甲子園で大谷君と対戦したい」。確かな自信を得て、ナニワのダルが次のステージに進んだ。

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