広島は12月17日、新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。
広島2024年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 佐々木泰 | 内 | 青山学院大 | 178/82 | 右右 | 10000 | 1600 | 10 |
2 | 佐藤柳之介 | 投 | 富士大 | 179/86 | 左左 | 7000 | 1200 | 28 |
3 | 岡本駿 | 投 | 甲南大 | 186/80 | 右左 | 5000 | 1000 | 53 |
4 | 渡邉悠斗 | 内 | 富士大 | 181/98 | 右右 | 4000 | 800 | 49 |
5 | 菊地ハルン | 投 | 千葉学芸高 | 200/110 | 右右 | 3000 | 500 | 67 |
育1 | 小船翼 | 投 | 知徳高 | 198/110 | 右右 | 319 | 250 | 123 |
育2 | 竹下海斗 | 投 | 敦賀気比高 | 180/76 | 左左 | 319 | 250 | 125 |
育3 | 安竹俊喜 | 捕 | 静岡大 | 178/85 | 右右 | 319 | 300 | 122 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・佐々木泰選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
とにかく振りの強い選手で、スイングをかけた時はボール球でもガムシャラに当てる。あたった時の破壊力が凄まじい。構えからスイングをかける所の入り方が良いので、そこまで粗いとは言えないものの、打率は.250くらいで本塁打が15本から20本を打つようなタイプになりそうだ。
サードの守備も比較的安定しているタイプで、危ういという感じはしない。
ドラフト2位・佐藤柳之介選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
テイクバックに入ってから右腕を高く上げ、少しぐっと貯める感じでやや間がある。タイミングを取りにくいタイプ。腕もコンパクトに畳まれたテイクバックで見づらい感じ。ストレートは140キロ中盤でも高めに伸びのある球で空振りを奪える。変化球も一通りの球が使えて、カーブでタイミングを外してカウントを稼ぐこともできる。制球で苦しむこともそれほどない。
伸びのあるストレートが通用すれば1年目から先発、中継ぎとして20試合くらい登板ができそうで、その後、体を強くして伸びのあるストレートを150キロ台に乗せて来れれば、床田投手のように2桁をマークする投手になってきそうだ。
ドラフト3位・岡本駿選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
まだ線が細いものの、長身でバランスも良く、腕の振りがビュッときて、それ以上にストレートの速さを感じさせる。まだ実践経験が少なく、球が荒れだす所もあるが、下半身の土台を作り、ブレが無くなってくれば、相当すごい投手になるのではないかと思う。是非、期待して見ていたい。
ドラフト4位・渡邉悠斗選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
右打席で特に強いスイングをし続けるスラッガーではないが、インコースのツボに来た球を振り抜くスイングがある。逆方向に運ぶということもなく、振り抜いた打球が逆に飛ぶみたいな感じで、技術的にヒットを打つ感じではないが、とにかく振り抜くことを信条としている感じで、それがうまくハマるか。
ドラフト5位・菊地ハルン選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
体がとにかく大きいが、春はそれが使えておらず、ストレートはあまり来ていなかった感じがした。しかし夏にかけて急成長をし、ストレートの強さがあり、また腕を小さく振り抜く感じで、スライダーも良いところに投げるなど器用さも見られる。まだストレートに自信を持てていない感じがするので、まずは堂々と自信をもったストレートを投げられるようにしたい。それができた時、アドゥワ投手のように活躍できる投手になれると思う。
育成指名選手
小船翼投手も大型右腕で、150キロを超すストレートを投げるが、フォームに引っかかりがありスムーズではない印象。球速が出ている球も捉えられていた感じがする。ただし意外と粘り強い投手で、変化球をつかって球数をかけて打ち取る投球もできるので、そうしたものを活かしてもよいかもしれない。
竹下海斗投手は力投型左腕、強い左足と上体で強い球を投げるが、まずは体を作りたい。安竹俊喜選手は捕手としてスローイングの速さがあるが、打撃ではややインコースに厳しい感じ。
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