阪神は来年のドラフト会議に向けて、ダイヤの原石と評価する大阪桐蔭の根尾昂選手、藤原恭大選手、報徳学園の小園海斗選手に注目していく事が分かった。
まだ清宮、安田クラスではないが
阪神の球団関係者は「関西の高校生なら根尾、藤原、小園。3人ともまだ清宮、安田クラスの目玉というわけではないが、ひと冬を越えて体ができてきたら一気に目玉になる可能性を秘めている選手。」と話し、「担当スカウトが追いかけて行くことになるだろう」と話し、年始から密着マークをしていく事を明かした。
根尾選手は177cmの選手で、投手としては148キロを記録し、打者としても通算20本塁打を記録、ショートや外野などを守り、50m6.1秒の足を見せる。
藤原選手は181cmの外野手で、50m5.7秒の足がありU18でも1番バッターとして定着した。高校通算21本塁打の長打力も見せ、センバツの決勝では2本のホームランを放った。
小園選手も1年生から報徳学園のショートを守り、U18では2番バッターとして3年生も含めた代表選手の中で最も多くのヒットを打った。こちらも通算27本塁打、50m5.9秒の足がある。
球団関係者は「履正社の時の山田もそうだった。2年秋までは体ができていない印象だったが、ひと冬越えて見違えて、最後の夏には1位候補になっていたから」と話し、履正社の山田哲人選手のように、最後の年に急成長していく選手という評価をしている。
地元の大阪、兵庫の高校生という事もあり、「藤浪を獲得した時のように特に将来のスター候補、主軸候補になる可能性を秘めた地元の選手はどうしても獲りたい」と話し、山田選手のように地元の逸材が他球団で活躍するのを今後も見たくない。スカウトが密着マークをして、地元の逸材を逃さず獲得していく。
根尾、藤原、小園――。阪神の球団関係者は近畿の高校生野手3人に大きな期待を寄せ、年始から密着マークする方針を示した。
「関西の高校生なら根尾、藤原、小園。3人とも、まだ清宮、安田クラスの目玉というわけではないが、ひと冬を越えて、体ができてきたら、一気に目玉になる可能性を秘めている選手。担当スカウトが追いかけて行くことになるだろう」
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