大和選手が決断、DeNAにFAで移籍

前田大和

FA宣言をしていた阪神の大和選手が、横浜DeNAに移籍を決断したことが分かった。内野手のレギュラー争いをしていく。

阪神への恩に悩みながら

大和選手は、樟南高校から2005年の高校生ドラフト4位で阪神に指名されると、2009年に1軍に初出場、セカンドとしてプレーした。その後、外野手に転向をし2012年から2015年までセンターなどでプレーすると、2016年からは再び内野手としてセカンドやショートでプレーした。打撃でも今年は.280と安定感を見せていた。

12年を阪神で過ごし、ファンや指導者、関係者などに非常に多くの恩や感謝を感じ、移籍の決断に悩んでいたというが、阪神の関係者によると、移籍を決断した理由は条件面というよりも、さらなる出場機会を求めてだったという。

内野手

内野手のレギュラーの確約というところで、スポーツ紙によって内容が異なっている。

サンケイスポーツでは”遊撃のレギュラーを空けて待つ方針を大和に伝えていた。”と書いているが、日刊スポーツでは”レギュラー確約は与えられていない”と報じている。

DeNAは遊撃手では倉本選手が今年フル出場をしており、セカンドにも2年目の柴田竜拓選手が台頭してきた。大和選手を2番セカンドとして柴田選手などと競うのか、ショートとして倉本選手のセカンド転向の可能性があるのか、ポジションはまだ流動的といえる。

大和選手の移籍が決まれば、阪神が人的補償を求める事ができる。すでに阪神はショートとして、DeNAを戦力外となった山崎選手を獲得しているが、その点でも注目される。

16日に交渉解禁となり、大和はDeNA、オリックスと交渉。条件はともに3年総額3億円前後とみられ、今季年俸5000万円から大幅アップだった。慰留に努める阪神からも負けじと最大4年の大型契約を提示されていた。阪神の球団幹部によるとDeNAへの移籍を決断した理由は条件面というよりも、さらなる出場機会を求めてだったという。事実、DeNAは遊撃のレギュラーを空けて待つ方針を大和に伝えていた。

DeNAは当初は3年3億円程度の条件を提示していたが、4年4億円程度に上方修正した模様。遊撃を軸に内野の絶対的なレギュラーとして必要としていることを訴え続け、最終的に大和に熱意が伝わった形だ。


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