北海道日本ハム・大谷翔平投手が初先発、152km/h記録も4回5安打3失点で敗戦、ようやくスタートラインに立った

北海道日本ハム球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 北海道日本ハムの大谷翔平投手がイースタンリーグの千葉ロッテ戦で先発した。しかし制球を乱すなど2回までに3失点し敗戦投手となった。

 初回と2回、ストレートは150km/hを記録するなど常時140km/h後半を記録した。ストレートで空振りも多く奪った。しかし2イニングで4本のヒットを打たれ、3つの四球を許して3失点した。千葉ロッテの翔太選手には、「ストレートは来てなかった」と球速は出ていたものの打ちやすい球だった。

 昨年のセンバツもそうだった。大阪桐蔭と対戦した大谷投手はヒットと四球を絡められ6回に3失点、7回に2失点してしまう。結局8回途中まで7安打11四死球自責点は5という内容だった。制球を乱して、ストライクを狙い撃ちされる。相手を見下ろしているときはものすごい投球を見せるが、少し弱気になると140km/h後半のストレートでも連打を浴びてしまう。

 練習試合やオープン戦では短いイニングの登板で課題を認識するまでに至らなかったが、ようやく課題を見せることができた。これでようやくスタートラインに立つことができた。3回以降はカーブを使ってフライを打たせて取るスタイルで無失点に抑えた。プロに入ってようやく始めて悩み考える場面が与えられ、そしてその答えを投球で表し、成長を見せた場面だったと思う。

 これで良い。まだ強い相手に対する、本当の自分の投球スタイルを見つけられていない。ストレートでねじ伏せられる時代ではない。変化球を使って三振を奪っていくスタイルなのか、ストレートを詰まらせて討ち取っていくスタイルなのか、これからスタイルが決まっていく。

 そしてプロでも相手を見下ろして投げられるようになった時、高校時代の練習試合で見せるような、手の付けられない投球をプロでも見せられるようになると思う。まずはそこまでの階段を苦しみながら上っていく必要がある。この日はその階段の上り口をようやく見つけることができた貴重な試合となった。

4回3失点…日本ハム・大谷、栗山監督から大目玉  - サンケイスポーツ:2013/4/12

 午後1時、ロッテ戦の登板を終えた大谷はタクシーに飛び乗った。1時間かけてQVCマリンから約35キロ離れた東京ドームへ。真っ先に向かったのは監督室。栗山監督と緊急面談が行われた。

 

「長いイニングを投げようとして、カウント(を稼ぐ)球のときに腕の振りが緩んでしまう。それではダメだ!」
 待っていたのは大目玉だった。2軍公式戦での先発デビューを、栗山監督は都内でテレビ観戦。二刀流を目指すルーキーの“先発デビュー”に、落第点をつけた。

 平日デーゲームにもかかわらず、2587人のファンが見守る中、一回先頭の加藤に遊撃内野安打を許した。俊足の走者を気にして牽制(けんせい)悪送球。さらに四球で無死一、二塁とピンチを広げた。荻野貴は投ゴロに打ち取ったが、二塁への送球が三塁方向へそれてしまい、遊撃手が一塁へ悪送球(失策)。あっという間に失点した。「立ち上がりに投げ急いでしまった。(長い回を投げるため)抑え気味にいったが緩みすぎていた。抜け球が多かった」

 日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)が11日、イースタン・リーグのロッテ戦(QVC)でプロ初先発した。初回に失策絡みで1点を失うと、2回には荻野貴に2点適時打を浴びるなど4回5安打3失点(自責点2)で敗戦投手となった。直球の最速は152キロに達したが、3四球と制球が定まらず。ほろ苦い“先発デビュー”となった。

 制球に苦しんだ。初回、2四球と自身の一塁悪送球、味方の失策が絡んで1点を献上した。「初回は投げ急いでいた。前半は体が緩んでいて、キレていなかった。抜け球も多かった」。2回の投球を終え「体が横振りになっていた」と気づき、腕を縦に振るように投げるカーブを多投してフォーム修正を図った。3回以降は無失点に抑えたが、ボールを置きにいくような場面もあった。映像で投球をチェックした黒木1軍投手コーチは「4回にもっと出力を出した投球をしてくれていればね」と注文をつけた。

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