北海道日本ハム・ドラフト1位の渡辺諒選手、目標体重クリアし順調にスタート

渡邉諒

 北海道日本ハムの新人合同自主トレも始まった。ドラフト1位の渡辺諒選手は、昨年11月の入団発表時に大渕スカウトディレクターより太った事を指摘され、自ら「太りやすい体質」と話していた。しかしこの日は79kgとベストの体重で表れ、内野守備で軽快な動きを見せて、視察した栗山監督に「案の定、身のこなしが良いよね」と頷かせた。

 

順調にスタート

 夏の大会が終わってから厳しい練習がなくなったこともあり、18Uワールドカップの帰国時には84kgまで体重が増え、入団発表時にも自称で81kgとしたが、大渕スカウトディレクターからは「3kgは落として」と注文を出された。それから年末年始も実家の茨城県で出身シニアリーグの練習に参加するなどして体重を79kgに落として合同自主トレを迎えた。

 太りやすい体質はプロ野球選手にも多い。高橋由伸選手や松坂大輔投手もオフになると体がふっくらし、キャンプまでにそれを筋肉に変えて絞っていくような感じで仕上げていく。野球選手にとっては悪い事ではないようだ。

 「しっかり動けていた。きつくは感じなかった」と話す渡辺選手、新人選手最後となる16時30分まで、機械を使ったトレーニングをしていた。この高い意識はプロでもさらに成長をしていく選手だと感じさせる。

 

1年目から

 室内練習場では内野の守備練習も行った。高校生までは天然芝での試合が圧倒的に多く、人工芝でのプレーに「爪先から行くと引っかかりました」と話したが、超高校球の守備力を見せる渡辺選手の身のこなしに、視察に訪れた栗山監督も「案の定、身のこなしが良いよね」と話していた。栗山監督にしてみれば、ドラフト1位の抽選を3度外して獲得した選手だけに、思い入れは強くなるだろう。

 木製バットでの打撃練習にも力が入った。目標は東海大甲府の先輩・高橋周平選手になるだろうか。高橋周平選手はAAA選手権で横浜スタジアムのバックスクリーン横に木製バットでホームランを放つと、渡辺諒選手も18Uワールドカップのキューバ戦でチーム唯一のホームランを放っている。

 その高橋周平選手はプロ1年目の6月17日にホームランを放ち、18歳4か月でのホームランはドラフト制度以降初となる。1月18日が誕生日の高橋選手に比べ、渡辺選手は4月30日生まれで最年少記録は狙えないが、高橋選手よりも早く、または高橋選手よりも多く(2本)のホームランを打って超えて欲しいものだ。

 内野のポジションが固まっていない北海道日本ハム、1年目から内野のレギュラーを十分狙える選手だと思う。

 

 自信を持って、合同自主トレに臨んだ。昨年11月15日の仮契約時、大渕隆スカウトディレクター(SD)から「入寮までに、あと3キロくらい落としてね」と“宿題”を課されていた。7月に野球部を引退後、練習量が減り、18Uワールドカップ(8月30日~、台湾)から帰国したときには84キロに。仮契約時は“自称”81キロだったが、夏に比べ明らかに頬がふっくらしていた。「ご飯を減らしてダイエットします」との“公約”通り、年末は実家・茨城で出身シニアの練習に参加するなど体を動かし、79キロまで絞り込んで入寮。「やっぱり、体のキレはいいですね」。キャッチボールでは同い年のドラフト7位・岸里亮佑(花巻東3年)を相手に、無駄のない動きを体得するため、新調した小さめのグラブを使った。

 室内練習場でのティー打撃では木製バットで快音を響かせ、午後2時の合同練習終了後もひとりマシンを使って自主練習。全てのメニューを終えたのは新人選手8人の最後の午後4時半過ぎ。「どんどんきつくなっていくと思うので、しっかりついていけるよう頑張りたい」と充実の初日を振り返った『高校ナンバー1遊撃手』は「有言実行」を積み重ね、一日も早い1軍の本拠地・札幌での活躍を目指す。

  日本ハムの新人合同自主トレーニングが11日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムで始まり、8選手がランニングやキャッチボールなど軽めのメニューで汗を流した。ドラフト1位の渡辺諒内野手(山梨・東海大甲府高)は「しっかり動けていた。きつくは感じなかった」と振り返った。


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