阪神・小豆畑捕手が強肩披露しオリックスが警戒、藤浪晋太郎投手は練習を途中で切り上げ

阪神球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 阪神のドラフト4位・小豆畑真也捕手がバントシフト練習で自慢の強肩を披露、セカンドまでの送球を測っていたオリックススコアラーが1.8秒を計測し、セカンドまでの送球が最速1.7秒台という強肩を改めて確認した。

 小豆畑真也捕手は長良高校で強肩を認められ國學院大学に入学したものの1年で退部、中部学院大に入学しなおして2年生の時にMVP、日米野球代表に選出されるなど活躍を見せた。しかし大学4年は、国学院大で1年間プレーしていたことから規定により出場する事はできず、ドラフトでの指名もなかった。

 西濃運輸で強肩を見せプロ入り、自主トレでは藤浪晋太郎投手の球を受けるなど、存在感を見せつつある。阪神は捕手不足も日高選手をFAで獲得するなど、これまでも他球団から捕手を獲得しているが、自前の捕手を育ててゆきたい。強肩は捕手の武器の一つ、注目してゆきたい。

 また藤浪晋太郎投手が練習を途中で切り上げた。多少疲れが残っているという藤浪投手に首脳陣が配慮したという事で大事は無いようだ。

 

オリ007ビビった!虎・小豆畑の強肩に脱帽 - サンケイスポーツ:2013/2/6

 「タイムがいくらよくても、実戦で刺せるか刺せないかなんで」二塁への送球タイムが、プロでもトップレベルにある最速1・78秒を誇るルーキー。強肩発動に謙遜してみせたが、偵察隊のストップウオッチを握る手が震えた。

 

 見守ったオリックス・曽我部直樹スコアラーは「送球を計ったら1・8秒台だった。ワンバウンドだったが、それでも早い、最速は1・7秒と聞いている。捕球までが1・2秒と考えて足して2・9秒。これじゃ、走れないじゃないか!」と、物理的に盗塁不可能と判断。白旗を揚げた。

 

 肩の強さに自信を持つ小豆畑だが、さらなるレベルアップを目指している。「プロになって、腕の振りや下半身の動きを矯正しているが、まだ自分のものになっていない」と、発展途上を強調。午後はサブグラウンドで個別練習に参加し、ビデオを録りながら、二塁への送球を繰り返した。

 

 「アマ時代のことを全部壊すつもりでやっている。1番の武器である肩に課題が見つかってよかった」

 昼下がりのサブグラウンドに衝撃が走った。湯舟2軍投手コーチの転がすボールを捕球しながら、陸上トラックを周回するメニューで、藤浪がいきなり立ち止まった。フィールド内に移動して手嶋トレーナーと話し、ブルペンに隣接する投手ロッカーに戻った。結局、予定されていた練習を約5分早く打ち切った。

 

 「早く上がってもいいということだったので。多少、体のだるさはなくはないですが、そこまでしんどいということはない」と藤浪は問題のないことを強調。中西投手コーチも「メニューは予定通り。今日はけがの予防策というのもあるし、トレーナーが体をチェックしたいと言っているので」と説明した。

 

 関係者の話を総合すると、大事には至らない見込みで、今後の練習メニューに大きな影響が出ることはなさそうだ。「明日はブルペンに入る。球数は予定通り、50球以内になる」と中西投手コーチは明言し、第1クール最終日となる6日の練習も通常通りにこなす見込み。10日にも捕手を座らせ、本格的なピッチングを行う予定だ。

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