もはや驚かなくなった。桐光学園・松井裕樹投手が宮崎で行われたMRT招待高校野球の日章学園戦で先発すると、規定により8回で終了となったが、4安打18奪三振を記録し完封勝利を挙げた。
三者三振のイニングは3つ、5回から7回にかけては8者連続三振を奪った。凄い記録だが、松井投手にとってはこれが普通と思わせてしまうからすごい。実力はスバ抜けている。昨年の藤浪晋太郎投手や大谷翔平投手のように高い身長から150km/hのストレートを投げてバットを押し込んで押さえるのではなく、174cmで球速は140km/h前半だがホップするようなストレートと、同じフォームで投げるチェンジアップ、スライダーなどのキレで空振りを奪って抑える投手。タイプが全く異なるものの、藤浪投手や大谷投手と同じくらいの評価ができるだろう。
松井投手は「夏の全国制覇を目指して、もっとレベルアップしていきたい」と話し、まずは来週19日の関東大会・花咲徳栄戦での勝利を目指す。
松井8回18K、招待試合 vs日章学園 - スポーツ報知紙面:2013/5/12
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