仙台育英・佐藤世那投手、センバツでも一人で投げ切る事を目指す

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 昨年の明治神宮大会で優勝し、センバツの出場が確実で優勝候補にも上がる仙台育英、エースの佐藤世那投手は昨年秋に16試合中で全16試合に先発をし、途中降板は2試合だけだった。センバツでも一人で投げ切ることを目指す。

秋の全国頂点

 佐藤世那投手は昨年秋にチームの全16試合中全てで先発をし、途中降板は東北大会出場を既に決めていた決勝の東陵戦と、12-1で7回コールドで点差が開いた東北大会準々決勝の日大東北戦の2試合だけ、その他は全て完投し宮城大会では37回1/3を無失点に抑えた。

 明治神宮大会でも各地区の優勝チームを相手に3試合25回を全て投げて2失点に抑え、全国の頂点に立っている。最速144km/hの速球もあるが、そのスタミナも注目されている。

 

故障が気になる

 佐藤投手は明治神宮大会が終わると接骨院等に通い疲労回復に努めたという。その時には右肘や背中に疲労が残り、この冬は「まだ鍛える必要がある」と体幹を中心とした筋力トレーニングで体重も76kgから81kgに増したようだ。

 確実に成長を見せている佐藤投手だが、センバツのマウンドは故障のリスクもある。昨年も佐野日大の田嶋大樹投手が注目され、ベスト4まで勝ち上がったものの、大会後に故障をしている。また一昨年は済美の安楽智大投手が772球を投げて、秋の故障につながったともみられる。まだ寒い時期に思い切り投げ、しかも連投を重ねる事は負担は大きい。

 また佐藤投手の場合は腕を思い切り後ろで振り回すようなフォームで、肩への負担が大きそうな感じがする。力で勝負するタイプの投手でストレートを真ん中付近に投げて外野フライに打ち取るスタイルで、球数はさほど多くならないものの、気になる所だ。

 センバツ優勝はもちろん目標だが、夏、そしてその先でも活躍を続けてほしい。

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  明治神宮大会後は1週間ほど練習を早退し、接骨院などに通い疲労回復に努めた。そのなかで右肘だけでなく背中などにも疲労が残り、佐藤世は「まだまだ弱いな、鍛えないといけないことを痛感した」。冬場は腹筋などの筋トレに加え、室内練習場の高さ約8メートルからつるされた縄を手だけで登ったりと、体幹を中心とした全身の筋肉を強化。走り込みなどで下半身も大きくなり、体重も76キロから81キロに増えた。

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