センバツに出場する天理高校は市立尼崎と練習試合を行い、ドラフト候補の舩曳海選手が先頭打者ホームランを放った。良い状態で甲子園に向かう。
前日も2発
舩曳海選手は182cmの身長があるものの50mを6.0秒で走るなど抜群の身体能力があり、プロも注目している外野手。この日の市立尼崎との試合でも1番で出場すると、3ボール1ストライクからの5球目を初めてスイングし、右中間場外に林に飛び込む推定130mの特大ホームランを放った。
前日の三重高校戦でも2本塁打を放つなど調子が良く、舩曳選手も「今はいい状態で打てている。逆方向にも本塁打を打てるようになったんで」と話している。
またこの日はWヘッダーで2試合行ったが、2試合目も3安打に2盗塁を記録し、1番打者としての力も発揮している。
プロスカウト注目
身体能力の高い外野手として注目されてるが、昨年秋まで9本塁打だった長打力が、今年は2試合で3本塁打と長打力でも開花しつつある。この日は北海道日本ハムの芝草スカウトが視察し、「秋よりもスイングが強くなった。あれだけ強く振っていければ」と評価した。
昨年秋は近畿を制し、その強さは圧倒的だった。舩曳選手が1番に座る強力打線は5日目第1試合で、沖縄の糸満高校と対戦する。
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カウント1-3からの5球目だった。ファーストスイングで捉えた打球は快音を残し、右中間場外の林へ飛び込んでいった。周囲の度肝を抜く推定130メートル弾。前日にも対外試合初戦となった三重との練習試合で2発を放った船曳。「今はいい状態で打てている。逆方向にも本塁打を打てるようになったんで」と手応えを口にする。
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