高校野球熊本大会が開幕し、必由館は鹿本農に5回コールド12-0で勝利、エースの浦本千広投手が3回を投げて6奪三振パーフェクト投球を見せた。
中日が注目
必由館・浦本千広投手は最速143km/hの速球に、カーブ、チェンジアップ、フォークなど多彩な変化球を投げ、空振りを奪える投手。必由館の西田監督が、かつて指導していた馬原孝浩投手と比べ「フォームだけでなく球の回転やキレがある所も似ている」と話し、練習に中日のスカウトが見に来るなどプロも注目をしている。
この日は先発するといきなり3者連続三振、2回、3回もランナーを許さず、3回パーフェクト6奪三振に抑えた。「真っすぐが走り、コントロールも良かった」と浦本投手は話す。
昨年は背番号1を付けていたが3回戦で敗退し、今年は球速を5km/hアップさせて臨んだものの、5月に右肩を痛めた。野手としても打撃センスがあり5番を打っている事もあって背番号6を付けてこの夏は戦っている。
最後の夏に背番号1を背負うためには、熊本大会を勝ち抜いて甲子園に出場しなければならない。浦本投手の戦いが始まった。
高校野球・熊本大会(2015):ドラフト注目度C | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page
馬原2世、必由館・浦本 西日本スポーツ紙面 2015/7/6
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