大阪桐蔭・根尾昂選手が鮮烈デビュー、巨人、中日のスカウトが大きな期待

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大阪桐蔭がセンバツ初戦を飾った。2年生が中心となっているチームで、5番ショートで出場した根尾昂選手は1回に2点タイムリーヒットを記録、4回には山田健太選手がライナーでレフトスタンドに運んだ。

2000年生まれ

根尾昂選手は2000年4月19日生まれ、飛騨高山ボーイズ時代に146キロを記録し注目されたが、大阪桐蔭では内野手、外野手でプレーし、この日も5番遊撃手としてスタメン出場し、その後、センターも守った。

そして打撃では初回にインコース低めの球をライトに痛烈に抜けるヒットで2点を返した。その後はヒットは出なかったものの、相手投手との対戦を楽しむように好球にはフルスイングを見せ、4回の第3打席はバックスクリーンギリギリのセンターフライを見せた。フルスイングのスピードも速く、打撃でも目玉クラスの選手といえる。

根尾選手に中日の中田スカウト部長は「瞬発力があるしバネがすごい。」と話すと、巨人・岡崎スカウト部長も「ポテンシャルが高いね」と話した。また福岡ソフトバンクの小川編成・育成部長は「複数のポジションをできるのは、野球選手としてセンスが高いという事。今宮も投手をやってたしね。ほうふつとさせる。」と話した。

一番強い

また同じく2000年生まれの2年生・山田健太選手は6番サードで出場すると、4回にライナーでレフトスタンドに飛び込むホームランを放った。また1番センターで出場した藤原恭大選手は5打数1安打だったが、初回に左中間を割る2ベースヒットを放った。

また同じく2年生の柿木蓮投手が9回の1イニングを投げると最速143キロの速球が唸りを挙げた。2つの四死球を許したものの、中田翔選手の1年生の時のような印象で、こちらも末恐ろしい。またこの選手が当初はベンチ入りメンバーから外れており、大阪桐蔭の選手層の厚さを感じさせる。

ある球団のスカウトは「出場した中で一番強い。普通にやれば連覇していくんじゃないか」と話し、今大会、そして夏の優勝も予言していた。

一回先頭の藤原が左中間二塁打で出塁すると、宮崎が四球を選び、中川の投前バントが野選を誘って、2年生3人で3つの塁を埋めた。4番・山本(3年)が押し出しの四球を選んで先制。さらに、中学時代に146キロを記録し“スーパー中学生”として注目された5番・根尾が、火の出るような当たりを右前に運び、2人を返す。電光石火の先制劇だった。

最速148キロを誇る投手だけでなく、三塁と遊撃、外野もこなすマルチプレーヤー。この日は「5番・遊撃」で出場し、4本のゴロを危なげなく処理。8回から中堅の守備に就いた。来秋ドラフトの注目株をネット裏から見つめたソフトバンク・小川一夫編成・育成部長は「複数のポジションをできるのは野球選手としてセンスが高いということ。今宮も投手をやってたしね。ほうふつとさせる? そうだね」と重ね合わせた。

大阪桐蔭スーパー2年生、お披露目 日刊スポーツ紙面 2017/3/26
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