天理高校がセンバツに出場する乙訓高校と練習試合を行い、1-0で勝利した。高校生屈指の遊撃手・太田椋選手に、阪神、広島、オリックスなど7球団のスカウトが視察に訪れた。
7球団視察
太田椋選手は天理高校の遊撃手で、昨年夏の甲子園ではショートで抜群の守備を見せ、高校生でNO.1の守備をみせる遊撃手という声もある。打撃では3番を任され、4試合で16打数4安打2打点と成績的にはもう少し欲しい感じだが、軸がぶれない思い切りの良いスイングを見せていた。
その太田選手はこの日の練習試合で、2打数1安打1四球とまずまずの結果を残し、中村監督も「つられずにボールを見極めていた。自分の持っているタイミングがあるので」と評価した。太田選手も「徐々に上げていけたら。ある程度タイミングが取れて良かった」と話した。
この日は阪神、広島、オリックスなど7球団のスカウトが集まった。オリックスは父・暁氏が打撃投手をしており、スカウト会議でも太田選手をリストアップするなど、将来の遊撃手候補として注目している。
攻守に注目の小園海斗選手、打撃に注目の根尾昂選手、そして守備に注目の太田椋選手、この3人はどの球団も欲しい逸材だろう。その中で誰が評価され、ドラフト会議でどのような指名になっていくのか注目される。
2018年度-高校生内野手のドラフト候補リスト
天理高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
今秋ドラフト候補に挙がる天理・太田椋内野手(2年)はこの日2打数1安打1四球。阪神、広島、オリックスなど7球団のスカウトが集結し熱視線を送った。2年生は5~9日までスキー合宿に行っており、本格的な練習を再開したばかりだが、乙訓の好投手相手に自分のスイングを崩さなかった。
中村良二監督(49)も「つられずにボールを見極めていた。自分の持っているタイミングがあるので」とほめた。太田も「徐々に上げていけたら。ある程度タイミングが取れて良かった」。春の大会、そしてその先の夏に向けてどんどん状態を上げていく。
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