健大高崎・山下航汰選手が高校通算71号特大アーチ、オリックス編成部副部長が評価

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春季高校野球関東大会では決勝戦が行われ、高校通算70本塁打の健大高崎・山下航汰選手が特大のホームランを放った。15-10で日大三を下し優勝した。

ライト芝生席最上段

3-2で迎えた5回、ノーアウト一塁の場面で1番を打つ山下航汰選手が打席に入ると、ストレートを振りぬいた。打球はぐんぐんと伸びて行き、ライトスタンドの最上段に到達した。「少し詰まっていたので、自分でもちょっと驚きました」と話すあたりだった。

山下選手はこれまで高校通算70本を放っているが、この関東大会ではここまで3試合でホームランは無かった。しかし決勝で、しかも特大弾を放ち、存在感を見せた。

健大高崎は山下選手の71本塁打を始め、3番の大越弘太郎選手が41本塁打、この日もホームランを放った4番の高山遼太郎選手が41本塁打、5番の享保駿選手も39本を放つなど投手を除くレギュラー8人で23日現在で231本塁打を放っている。強打の健大高崎の中で、超攻撃的1番バッターとして、山下選手が1番に座り、この日は7回にもライト前へのタイムリーヒットを打つなど打線に勢いをつけている。

プロも注目

ようやくでた山下選手のホームランに、視察をしていたオリックスの古屋編成部副部長は「お見事。ボールを速く飛ばす。楽しみな選手」と評価した。この日は他にも高山遼太郎の父である広島カープの高山スカウトも視察をしており、広島は山下選手に注目をしている。

今年は不調だという山下選手だが、既に17本塁打を見せている。プロ入りを目標にしており、練習のフリー打撃では木製バットを手にしている。山下選手は「80本まで打ちたい」と話し、秋のドラフト会議を見据える。

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ティー打撃では球の下をこするように打って目の前のネットを越す練習を徹底。飛距離を伸ばすためバックスピンをかける練習で、プロでもソフトバンク・松田らが取り入れている。視察したオリックスの古屋英夫編成部副部長は「お見事。素晴らしい本塁打」と絶賛した。

「機動破壊」を掲げ、機動力を伝統的な武器としてきたチームだが、今年は破壊力ある打撃が加わった。投手を除くスタメン8人の合計本塁打数は231。71本の1番打者が、その象徴だ。

 昨秋の公式戦まで3、4番だった山下だが、青柳博文監督に「鋭い打球を打って、アウトでもいいから勢いづけろ」と“恐怖の1番”に指名された。視察したオリックス・古屋英夫球団本部編成部副部長も「お見事。ボールを速く飛ばす。楽しみな選手」と評価した。

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