桐光学園の2年生で、来年のドラフト注目候補の安達壮汰投手が、横浜高校を6安打完封し準決勝進出を決めた。
投打に注目
安達壮汰選手は181cm80kgの左腕投手で、最速143キロの速球を投げる。また打ってもしっかりと結果を残す選手で、春の関東大会や夏の神奈川大会でもその素質を見せていた。
この日の秋季神奈川大会準々決勝では、横浜高校と対戦。エースとなった木下幹也投手との投げ合いとなったが、安達投手は初回の1アウト2,3塁のピンチをストレートで併殺に打ち取り切り抜けると、その後はリズムにのり、9回6安打で完封した。
また打撃でも先生のタイムリーヒットを打ち、投打に活躍を見せて横浜高校を撃破した。準決勝で勝利すれば関東大会に出場する事ができ、そこでベスト4以上に進めばセンバツ出場が確定となる。安達投手が甲子園で見られるか注目される。
一方、横浜高校は昨年秋は関東大会に出場し、ベスト8入りしてセンバツ出場を決めていたが、来年のセンバツ出場は絶望となった。度会隆輝選手、松本隆之介選手など来年のドラフト候補選手がいるが、度会選手は安達投手について「変化球の切れがよくて対応できなかった。自分の力不足」と悔しがった。
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最速143キロ左腕は初回1死二、三塁のピンチを直球で併殺に仕留めた。「初回のピンチを抑えられたのが良かった。でもこれで(上位2校が進出できる)関東大会が決まったわけじゃない。過信せずにやりたい」と引き締めた。敗れた横浜は来春センバツ出場が絶望的となった。
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