巨人・原監督、アピールの場を約束

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース

巨人の原監督は、甲子園中止の発表を受け、高校生にアピールの場を用意することを強く約束した。

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プロだけでなく、大学、社会人関係者へもアピール

原監督は甲子園中止について、「率直に、非常に残念。高校球児の気持ちを考えると、どういう言葉で表現していいか、そのくらい非常に悲しいです」と話した。

そして、「これから野球を卒業する人もいれば、進学して野球をやる、あるいはプロでと大きな目標を持っている人もいると思う。その部分で何か披露する場所というか、そういうチャンスを与える手段を、我々プロ野球として考えていきたい」と話した。

そして、「社会人も大学も含め、あらゆる人たちが君たち金の卵を発掘しようと。自分の持っている野球の能力、人間性であったりを大いに披露して、我々も見られるような、そういう場所を作ることを、球児には強く約束したいと思っております。」と話し、「どうか、自分を高める材料として、大いに発奮してもらいたい」と話した。

高校生の選手のスカウティングは、プロもそうだが、大学野球、社会人野球のチームにとっても進んでおらず、明治大の田中監督は「今は選手を見に行けないし、来てももらえないという状況。そのような機会があればありがたいですね」と話すと、立正大の坂田監督も「高校生を救済するために、プロアマの垣根を超えて野球界が一つにならないといけないと思います」と話した。

現在の規定では、高校生はプロ志望届を提出した後に、球団が個別に行う入団テストが受験できるようになっている。原監督の提案する機会が、どのような形で行われるのかはわからないが、大学や社会人を考えている選手も参加できるように、まずはプロ志望届を提出しないで行われる形が望ましい。

しかしそれを含めると、かなり大勢の選手が参加する事になり、甲子園大会以上の感染リスクになる可能性もあり、とても一か所で行われる事にはならなさそうだ。

まずは各都道府県の代替大会がしっかりと行われ、その後、合同トライアウトを各地区で行うという形となるか。

トライアウトのような仕組みは、見て欲しい選手側も、それを見たいプロや大学、社会人も、メリットがあり思いは一致していると思う。また、プロアマの壁を無くす事も、選手、高校野球など学生野球側、社会人野球側、そしてプロ側も無くすべきと思う人が大半だろう。

それだけみんなの思いは一致しているのに、なぜ進まないのか。原監督を中心にプロ側と、アマチュア側が一つとなるような動きができる事を心から願う。

原監督の“トライアウト”案を大学球界も歓迎した。例年なら大学進学を希望する有力選手は、夏の地方大会前に推薦入学が内定している場合が多いが、今年は全く動けず。明大・田中武宏監督は「今は選手を見に行けないし、(練習に)来てももらえないという状況。そのような機会があれば、ありがたいですね」と話す。立正大・坂田精二郎監督は「高校生を救済するために、プロアマの垣根を越えて野球界がひとつにならないといけないと思います」と新たな動きを期待した。

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