横浜DeNA、山崎康晃投手が10度目のブルペンで92球投球

横浜DeNAルーキーニュース

 横浜DeNAのドラフト1位ルーキー・山崎康晃投手が、キャンプ前にも関わらず新人合同自主トレで10度目のブルペン投球を行い、球数も92球を投げている。

大学時代は200球

 亜細亜大時代は200球以上投げる日もあったという山崎投手、この時期のこの球数について「ようやくあったまったころに終わりという感じ」と、まだ投げ足りないような感想を話した。

 基本的には大学時代に結果を残している方法で調整をするのが良いと思うが、プロ野球選手は故障がそのまま成績に、そして年俸につながる。また、選手生命が短くなってしまったら、ドラフト1位指名をした球団にとっても大きな痛手となる。

 投げ込んでも大学時代に大きな故障もなかった強さが山崎投手にはあるが、また新しい調整方法を見つけていくのもプロの仕事と言える。

 

外角低めのストレート

 山崎康晃投手の見どころは、何と言っても外角低めのストレートにある。三振はそんなに多い投手ではないが、外角低めのストレートで見逃し三振を奪う場面は、見てみて声が出てしまう程の見事なもので、150km/h近いストレートが低めに伸びていく。

 スライダーなどの変化球も切れがあるが、ドラフト1位の投手となったのはこの外角低めのストレートがあったからだろう。シーズンでも是非注目してみてください。思わず唸る事になると思います。

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 「ようやくあったまった頃に終わりって感じです。キャンプが近いので、それまでに1度は100球近くは投げたかったんです。もう少し投げられるんですが、そこはトレーナーとしっかり話して決めています」と、欲求不満もチラリ。この日は直球のほとんどを外角低めに集めるこだわりの投。「右打者の1番遠いところ。僕の生命線です」と制球に磨きをかけた。

 

 西日を浴び、約30メートル先のネットに向かって黙々と白球を投げ込んだ。魔球のナックルを交えながら約120球。午前中には、プロ入り後最多の94球を投げているにもかかわらず、「ナックルの軌道がよくなかったので、体の動きを確認しました。実戦で使えるボールにするには、練習するしかないですから」と涼しげに振り返った。

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