東京スポニチ大会、社会人各チームの今年を占う

東京スポニチ大会は予選リーグが終わり、Honda、Honda熊本、東芝、三菱重工名古屋の4チームが決勝トーナメントに勝ち上がった。各チームの今年を占ってみる。

Aブロック

  Honda熊本 日本製紙石巻 JR東日本 日立製作所
Honda熊本 〇3-1 〇9-4 〇2-1
日本製紙石巻 ●1-3 〇5-4 ●2-4
JR東日本 ●4-9 ●4-5 〇6-4
日立製作所 ●1-2 〇4-2 ●4-6

Honda熊本は148キロエースの荒西投手が初戦で完投、そして中一日で12奪三振1失点完投と万全の投球、またHonda鈴鹿から移籍した片山雄貴投手も抜群のピッチングを見せ、強力2枚エースが力を見せた。今年の都市対抗や日本選手権など社会人大会のダークホースとなりそうだ。

日本製紙石巻はいろいろな投手を試した形となったが、これぞという投手がいなかった。エースを狙って伸びてくる選手に期待したい。JR東日本はエース・田嶋投手が、日立製作所も鈴木投手や菅野選手、田中俊太選手が抜けた穴は大きく、共に埋めきることはできなかった。JR東日本は若い投手陣があまりよい所を見せられず残念。

Bブロック

  Honda JR西日本 明治安田生命 王子
Honda 〇4-1 〇4-1 ●7-8
JR西日本 ●1-4 〇6-0 〇2-1
明治安田生命 ●1-4 ●0-6 〇2-0
王子 〇8-7 ●1-2 ●0-2

Hondaはエース・福島投手と、齋藤友貴哉投手が結果を残し、打線も佐藤竜彦選手と、山本瑛大選手が結果を残した。投打に力があるチームで都市対抗や日本選手権の優勝候補となりそうだ。大舞台で力を発揮したい。

JR西日本は西川昇吾投手を後ろに、山下仁投手が先発の軸となり、元プロの加賀美投手など多彩な投手陣がいる。打撃で結果を残せる選手が出てくれば強くなっていきそう。明治安田生命は三宮投手が好投を見せたのは大きいが、選手層が他のチームに追いつくにはもう少しかかりそう。王子はいろいろな投手陣を試した形となったが、横尾蓮太投手が好投したのが楽しみ。暖かくなれば大エースの近藤均投手も投げてくると思うので、今年も強そうだ。

Cブロック

  東芝 東京ガス 日本新薬 新日鐵住金東海REX
東芝 〇3-0 ●1-5 〇10-0
東京ガス ●0-3 〇6-1 〇5-2
日本新薬 〇5-1 ●1-6 〇3-1
東海REX ●0-10 ●2-5 ●1-3

東芝はエース・岡野祐一郎投手が抜群の安定感を見せ、ルーキー・宮川哲投手が150キロの万全投球、投手の層が厚く、プロでもやれそうな投手陣。打線がしっかりと点を奪っていけば勝ちを計算できる。

東京ガスは臼井浩投手や那須投手、難波投手など多くの投手が登板し、リリーフでルーキーの野村尚樹投手が期待できる投球を見せた。笹川晃平選手もさらに成長しているようで楽しみ。日本新薬は1番の久保田昌也選手が好調な打撃を見せた。小松投手がいまいちだったが、リリーフの岩本喜照投手が力を見せた。新日鐵住金東海REXもいろいろな投手を試したが、NOMOベースボールクラブから移籍してきた小野耀平投手がリリーフとして目途が立ったか。

Dブロック

  三菱重工名古屋 日本通運 セガサミー パナソニック
三菱重工名古屋 〇4-1 〇4-2 ●6-7
日本通運 ●1-4 〇9-2 〇10-5
セガサミー ●2-4 ●2-9 〇6-5
パナソニック 〇7-6 ●5-10 ●5-6

三菱重工名古屋はエースでプロ注目の勝野昌慶投手が好投し、他にも多くの投手を試す中で勝ち上がった。打線も活発で今年は全国大会でも上位を狙えそうだ。

日本通運は生田目翼投手が長いイニングを抑え、さすがの球速も見せた。和田悠佑投手も木南捕手のリードが光り好投を見せた。諸見里匠選手、稲垣誠也選手がヒットを量産しており、北川利生の打撃がムラが少なければ、昨年に続き都市対抗を勝ち上がる力がある。

セガサミーは森脇亮介投手、島津瑛向投手など勝ちに行ったものの軸となりそうな投球は見られず、投打がちぐはぐな状態。初芝監督は正念場となりそうだ。パナソニックはエースの吉川峻平投手がピリッとせず、庄司力也投手、鈴木佳佑投手、城間竜兵投手などを試したが抑えきる投手はいなかった。パナソニック100周年の今年、都市対抗優勝を目指しているが、夏までに投手陣の状態が上がってくるか。


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