日本製鉄広畑が8年ぶりの都市対抗本戦出場、ルーキー・川瀬航作投手が好投

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都市対抗近畿地区2次予選は、日本製鉄広畑がNTT西日本を下し、8年ぶりとなる都市対抗本戦出場を決めた。ルーキー・川瀬航作投手の好投が光った。

NTT西日本キラー

川瀬航作投手は京都学園大(現・京都先端科学大)でサイドから146キロの速球を投げる投手として注目されていたが、プロ志望届を出さずに、坂本光士郎投手、森原康平投手などがプロ入りしている日本製鉄広畑に進んだ。

日本製鉄広畑はプロ野球選手を輩出しているものの、都市対抗本戦には7年間出場できていない。その坂本投手、森原投手が付けていた背番号11をもらった川瀬投手は、2次予選第1代表決定トーナメントのNTT西日本戦で5回1/3を投げて1失点に抑える好投を見せ、チームを決勝に進出させた。

しかし、第1代表決定戦では、三菱重工神戸・高砂の守安投手にチームが抑えられ、登板しなかった川瀬投手は社会人のレジェンド・守安投手の投球を目に焼き付け、「守安さんぐらい投げる」と奮闘を誓った。そして第2代表決定トーナメントの決勝で再び対戦したNTT西日本を、9回5安打無失点に抑えて完封し、チームを8年ぶりに本戦に導いた。

「8年間も出られていなくて、出られない気持ちはわかっていないと思う」と話したが、「そういう時に獲ってもらったからこそ東京ドームで野球をするというのを目標にやってきた。少しでも長く東京ドームで野球ができるように」と話し、頼もしいルーキーは東京ドームでも好投を誓った。

日本製鉄広畑には、149キロ右腕の宮田康喜投手もプロが注目する。川瀬・宮田のリリーフは本戦でも注目したい。

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森原(楽天)、坂本(ヤクルト)と2代続けて日本製鉄広畑からプロに進んだ出世番号「11」を背負う22歳は「8年間も出られていなくて、出られない気持ちはわかっていないと思うけど、そういう時に獲ってもらったからこそ東京ドームで野球をするというのを目標にやってきた。少しでも長く東京ドームで野球ができるように」と新人らしからぬ頼もしい口調で話した。

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