JR東日本・太田龍投手も3回まで5失点で終戦

JR東日本, 太田龍

JR東日本の太田龍投手はこの日、3回6安打5失点でノックアウトされ、都市対抗を終えた。

苦しんだ1年

JR東日本の太田龍投手は、昨年のこの大会で150キロのストレートを見せ、ドラフト1位候補として今年注目された。しかし、今年は春先から調子のよくない投球が続き、夏にかけて150キロの速球を投げて復調を見せたものの、短いイニングは抑えられるが、長いイニングになると苦労していた。

今大会では先発を任されており、初戦のヤマハ戦で先発をすると、5回1/3を投げて5安打3奪三振1失点に抑える。しかし、昨年のようなキレの勢い十分のストレートというよりはやや動く球筋の球を投げ、得意の沈む球とのコンビネーションを重視した投球だった。これを見たスカウトからは、去年のような腕の振りの鋭さがないと評価されていた。

そしてこの日もあくまで先発で起用するという堀井監督の期待を込めて、2戦連発で先発をしたものの、初回に2つの不運な内野安打で失点すると、3ランホームランを浴びて5失点をしてしまう。2,3回は何とか無失点に抑えたがここで降板した。3回6安打5失点、4つの三振を奪う意地も見せたが、「自分の失投を見逃してくれなかった。低めにいった変化球の制球が甘かった」と話した。

社会人のドラフト上位候補は、東芝の宮川哲投手、東海理化・立野和明投手、JFE西日本の河野竜生投手が挙げられるが、河野投手はさすがの投球を見せたものの、立野投手、宮川投手、太田投手は今大会で、ドラフト1位指名を確定させるような投球は見せられていない。これまでの実績もあり、太田投手も含めて2位までには指名をされると思うが、代表合宿で圧巻の投球を見せたNTT東日本の小又圭甫投手や、今大会でも150キロの球を投げる投手がおり、昨年の杉山一樹投手(福岡ソフトバンクドラフト2位)のように、社会人NO.1をさらっていく投手が出てくるかもしれない。

太田投手は「もっとストレートで勝負できる投手になりたい」と話した。ドラフト前に開催される大きな大会はこれで終わりとなるが、秋の試合にもスカウトは状態を見ようと足を運ぶと思う。ドラフト前までにストレートで抑えるような投球が見せられるか、注目を続けたい。

2019年度-社会人投手のドラフト候補リスト

7番・中村にチェンジアップを右翼席へ運ばれた。3ランでの計5失点に、最速153キロ右腕は「自分の失投を見逃してくれなかった。低めにいった変化球の制球が甘かった」と悔やんだ。


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