東芝・宮川哲投手が5回途中2失点降板も、巨人・広島の評価は変わらず

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高校生のドラフト1位候補が躍動をする中、社会人野球のドラフト1位候補は苦しんだ。東芝の154キロ右腕・宮川哲投手は149キロを記録したものの5回途中2失点で降板した。

評価は変わらず

宮川哲投手は最速154キロの速球を投げ、社会人投手としてドラフト上位指名候補と、広島カープを中心に高い評価をされている。この日はチーム2試合目の先発として満を持して先発をした。

東京ドームの球速表示で149キロを記録するなど、球の速さはさすがだった。しかし「あまり球が走っていなかった。流れをつかむことができなかった」と話すように、4回までは何とか無失点に抑えたものの、5回にホームランを浴びるなど2失点し、4回2/3を投げて3安打2失点で降板をした。「行けるのであれば、次はしっかり投げられるように準備したい」と話した。

それでもスカウトの評価は変わらない。広島の苑田スカウト部長は「球のキレはいいし、スピードがある。特にフォークのコントロールがいい」と評価すると、巨人の円谷スカウトも「素晴らしい。真っ直ぐでファウルが取れ落ちるボールで空振りが取れる」と実践的な投球を評価した。

ドラフト会議的には2位までに指名はされそうで、春から高く評価している広島が2位までに指名してきそうだが、他球団がそこまでに指名してくるかどうかという所だろう。

東芝はエースの岡野祐一郎投手がおり、次の試合は岡野投手が託されると思うが、その試合に勝てば準決勝のマウンドに宮川投手が先発すると思う。そこでどんな投球を見せられるか注目したい。

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それでもスカウト陣の高評価は変わらない。フォークを駆使しての5奪三振に、巨人・円谷スカウトは「素晴らしい。真っ直ぐでファウルが取れ落ちるボールで空振りが取れる」と高評価は変わらない。広島・苑田スカウト統括部長も「球のキレはいいし、スピードがある。特にフォークのコントロールがいい」と話していた。

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