関西六大学リーグでは、優勝争いに残っている大阪学院大は2年生の堀田晃投手が9回を1失点に抑えて完投勝利した。また今年のドラフト候補・金子丈投手は神戸学院大を完封した。
堀田晃投手が完投勝利
堀田晃投手は松山商時代に181cmから144km/hを投げる投手として注目され、大学でも2年生でエースとして登板している。優勝が狙える位置にいるチームで、この日も先発すると134球を投げて9安打7奪三振無四球で1失点完投し勝利を挙げた。
抜群の安定感を見せる2年生で、大学野球選手権でピッチングを見せられれば再来年のドラフト候補として注目されるようになるかもしれない。
このカードで勝ち点を挙げれば首位の龍谷大学に勝ち点で並び、最終節の直接対決で優勝が決まる。プロへとつながりそうな大切な対戦となる。
金子丈投手は完封で5勝目
大阪商業大は優勝争いからは一歩後退しているが、エースの金子丈投手はこの日神戸学院大を完封して5勝目を挙げた。
金子投手は188cmの長身から大きな曲がりのフォークを多投し、空振りも奪えればストライクも取れるなど自由にフォークを操る投手としてプロから注目されている。
この日は6安打8奪三振2四死球で完封し、今季は2試合に完封と調子はまずまずだ。龍谷大とのカードで初戦に完封したが2戦目、3戦目にも先発して失点を重ね、優勝争いからは後退してしまったが、プロの評価は変わらなそうだ。
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