早大・有原航平投手が今日からの明大戦で登板へ、最長3イニング

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 東京六大学は今日から早稲田大vs明治大のカードが組まれており、早大・有原航平投手、明大・山崎福也投手の登板に注目が集まる。

5,6割の出来

 26日もブルペンで投球した有原航平投手の投球を見て、岡村監督は「明日から投げさせます。5~6割の出来だが、チームの勝利のために投げるのがエースでしょう」と話し、今日からの明治大戦で登板させると話した。リリーフで最長3イニングまでとする。

 岡村監督はこれまで「将来があるから」と話し、開幕カードにはベンチ入りもさせなかったが、5,6割の出来の有原投手を登板させなければいけないほど、投手は苦しい。初戦は1年生の大竹耕太郎投手が好投を見せそうだが、2戦目を任せたい吉永健太朗投手や高梨雄平投手の状態が上がってこない。

 岡村監督は、「これまではどこか勝負弱いところもあったが、体調不良という苦しい状況で彼の闘争心が目覚めてくれたら」と有原投手の復活に賭ける形となりそうだ。

 もちろん有原投手にとっても5,6割の状態で投げるのは、ドラフトに向けてはマイナスになる可能性もある。しかし自身の学生ラストのシーズンであり、4年間の集大成としての意地もある。痛みは薄らいだとは思うが無理をする事だけはしないでほしい。

 

山崎福也投手にも注目

 一方、明治大も山崎福也投手の状態が気になる。先週の東大戦では初戦、2戦目共にリリーフで短いイニングを投げ、初戦では1失点をしている。善波監督も「調子のよい投手を投げさせる」と話し、山崎投手の調子は良くないようだ。

 侍ジャパン大学代表でハーレムベースボールウィークに参加するなど疲労もあるだろうが、春からあまり調子は良くなかった。即戦力左腕では筆頭候補にも挙がる山崎投手、当然プロもドラフト1位候補として大注目している一人で、スカウトも最後にピリッとした投球を見れば、スカウト会議で強く薦められるようになる。

 岡村猛監督(59)は「明日(27日)から投げさせます。5~6割の出来だが、チームの勝利のために投げるのがエースでしょう」と明言。中継ぎで最長3イニングを予定している。

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