法大・石田健大投手のドラフト前の登板が終わる、0勝6敗に「受け入れるしかない」

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 東京六大学では法政大vs明治大の試合が行われ、法政大は石田健大投手がドラフト前の最後のマウンドに登った。

10球団視察の中で

 この日は石田投手の他に、明大の山崎福也投手の登板の可能性もあった(登板はせず)ためもあり、10球団のスカウトが視察に訪れた。石田投手は最速は145km/hを計測したものの、5回2/3を投げて毎回の8安打を許し、奪った三振は0、2-2の6回に3点目を奪われてマウンドを降りた。

 これで今季は0勝6敗となった。次の試合は10月25日でドラフト会議前に結果を出せなかった事について、石田投手は「全然いい結果が出ていない。もう戻れないしどうなろうと受け入れていかなければいけない」と話した。

 

評価は

 石田健大投手は1年生の秋からコンスタントに投げ続け、3年生までに15勝を挙げていた。広島工時代から注目された最速147km/hの速球は力強く、鋭く曲がるスライダーやカットボールなども使える本格派左腕として期待をされていた。

 しかし3年春の後から調子を崩し日米大学野球でもほとんど登板出来ない状態となると、秋は2勝1敗、4年春も3勝4敗、そしてこの秋は0勝6敗と、成績も崩していった。球速も落ち、変化球とコントロールで勝負しようとしているが、結果を残せなかった。斎藤佑樹投手と同じような経過をたどっているようにも見える。

 今の投球内容ではドラフト上位指名は厳しいと言わざるを得ない。それでも高校や3年生までの投球を見て、左腕投手という事もあり、地元広島などが3位前後で指名するかだろうか。

 25日の大学ラストの登板を笑顔で迎えられるか、そしてプロで復活を見せられるか、その輝きが戻ることを待ちたい。

石田10球団視察 アピールできず デイリースポーツ紙面  2014/10/15

 

石田「売り」失敗 スポーツ報知紙面  2014/10/15

 

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