創価大の池田隆英投手が先発し、巨人は8人態勢で視察をした。山下スカウト部長は「将来性を感じる投手」と評価した。
課題克服できず
池田投手はこの日、優勝のかかった試合に先発を任されたが、6回途中まで4安打ながら4失点(自責点1)し降板、4四死球と制球に苦しみ、4回、5回、6回は先頭打者を出して苦しい中でのピッチングとなった。
「ボークもとられたし、調子が悪い中でどう抑えるのかが課題」と話した池田投手、大学2年時までは故障などで実戦経験がほとんどなかったが、そこから151キロを記録して急成長をしてきた。しかし、先発して最後まで投げ切るとうピッチングもまだ数えるほどしかなく、この日もドラフト前の最後のピッチングだったが、周囲から信頼を得られるような投球はできなかった。
プロスカウトは将来性評価
この秋は田中投手にも負けないようなストレートを投げており、即戦力としての期待もあり、この日は巨人が8人態勢で視察し、10球団のスカウトが訪れた。
巨人・山下スカウト部長は「スライダーとかは良いものを投げる。将来性を感じる投手。」と話し、オリックスの中川アマスカウトグループ長も「変化球で投球を組み立てるテクニックを持っている。スピードはもっと出るし伸びしろがある素材」と素材としての評価にとどまった。
素質を高く評価し、じっくりと育てられる球団が指名してくるとみられるが、3位以降の指名となりそうだ。
池田4四死球 日刊スポーツ紙面 2016/10/17
▼巨人・山下哲治スカウト部長(創価大・池田について)スライダーとかは良いものを投げる。将来性を感じる投手。
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