来年の大学野球はどうなる?主役となるのはこのチーム(その3)

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

来年の大学野球はどうなるか、今日は特集の最後、来年のドラフト注目選手のいる大学を紹介します。今日は西日本編。
東京六大学の展望東都リーグの展望主役チームその1主役チームその2

注目選手(西日本編)

関西学生リーグでは近畿大については既に書いたとおりだが、他にも立命館大の福島滉貴投手が最速156キロの速球を投げる。しかし今年1年間は登板する事ができず、状態が心配される。来年春に復活の登板を見せた時、多くの注目が集まると思う。また左腕の坂本裕哉投手は最速146キロを記録し、この冬の大学代表候補合宿に召集された。質の高い球が特徴で、空振りを奪うストレートを投げる。関西大の肥後皓介投手はサイドハンドから緩急をつけた投球でこの秋に防御率3位、3勝1敗の成績を残した。

打撃では立命館大の大木拓海選手が打数が少なかったものの規定打席数に到達し、打率.355で3位の成績となった。1本塁打7打点も記録している。

2019年度-関西学生リーグのドラフト候補リスト

関西六大学では大商大が、橋本侑樹投手、大西広樹投手の2枚看板が凄い。橋本投手は最速148キロの速球を投げる181cmの左腕で、この春は防御率0.71で3勝0敗、大西投手は最速148キロの速球を投げ、この秋も防御率0.81で4勝1敗の成績を残した。投手の防御率ランクでリーグ1位、2位となっており、来年はどちらがエースかを競う。バッターでは大阪経済大の大村凌選手がこの秋19安打を打ち首位打者に、また大商大の笹治健汰選手が打率.393でリーグ3位となり、2本塁打11打点の活躍を見せて来年が注目される。京都産業大の西元正輝選手、杉野翔梧選手も打率.380、.370でリーグ4位、5位の成績を残し、京産大の打者vs大商大の投手という構図になるか。

2019年度-関西六大学リーグのドラフト候補リスト

関西学生リーグでは、この秋は4位に低迷した奈良学園大だが、春の大学選手権では打撃に加え投手でも力を見せた菅田大介選手が注目される。187cmから144キロの速球を投げる。秋に優勝した和歌山大は3年生の貴志弘顕投手も安定した投球を見せた。また、田淵公一郎選手がMVPに輝く活躍を見せている。
京滋リーグでは佛教大の福森建投手が149キロの速球を投げ、秋のリーグ戦で最優秀投手に輝いた。188cm89kgの体もあり来年は注目される。阪神リーグでは関西国際大は既に書いた通りだが、天理大の八木玲於投手は152キロの速球を投げ、この秋は3勝2敗の成績、また松井石根選手は故障が多いものの、春のリーグ戦でベンチ入り。最速148キロの速球を投げる182cmの右腕で春の投球が待たれる。

2019年度-京滋大学リーグのドラフト候補リスト
2019年度-阪神大学リーグのドラフト候補リスト

広島六大学では広島修道大の中野将輝投手が185cmから145キロの速球を投げ期待される。広島大の本田昂大投手は大学野球選手権で146キロを記録し、来年のエースとなりそう。広島経済大の森脇智哉選手はこの秋に16安打で打率.364で3位に、3本塁打12打点の活躍を見せている。
中国地区リーグでは環太平洋大は既に書いているが、福山大の柴垣雄哉投手は181cmの右腕で143キロのストレートを投げこの秋2勝を挙げた。吉備国際大は日浦直登投手が4勝を挙げている。
四国リーグでは愛媛大の勝田悠斗投手が左腕で147キロの速球を投げる。香川大の田渕雄基選手は21安打を記録し1本塁打11打点の活躍でDHでベストナインに輝いた。来年はどこかを守り活躍を見せたい。

2019年度-広島六大学リーグのドラフト候補リスト
2019年度-中国地区大学リーグのドラフト候補リスト
2019年度-四国地区大学リーグのドラフト候補リスト

九州六大学は西南学院大の笹川聖文投手が184cmの身体があり、秋のリーグ戦で九国大を7奪三振完封した。打撃では九州国際大の長谷川晃希選手が打率.455で首位打者、4本塁打13打点の大暴れを見せた。チームを支えてきた投手陣が来年は抜け、長谷川選手がチームを支えて行けるか。
福岡六大学は九州産業大の浦本千広投手の復活に期待が集まる。きれいなフォームから147キロの速球と鋭い変化球を投げる。また151キロを投げる福森耀真投手など、能力の高い投手が来年もいる。打線では今年注目された九産大の岩城選手のような注目選手はいないが、福岡工大の江良佑介選手は打撃の良い遊撃手で、古賀優大選手も盗塁王の輝くなど楽しみな選手がそろう。
九州地区連盟では、この秋も優勝をした日本文理大が強いが、来年の4年生はそれ以外の大学に注目選手がいる。東海大九州キャンパスの小川一平投手は149キロの速球を投げる181cmの本格派、宮崎産経大には183cm左腕の上甲陸投手と147キロの杉尾剛史投手がおり、今年に続き大学野球選手権出場を狙う。それでも北地区では日本文理大が強い。11回を投げて1失点の小川聡投手、191cmから鋭いスライダーを投げる杉本大樹投手、球速はまだまだも力のある球を投げる角田泰基投手など、多彩な投手陣の継投は来年も健在。

2019年度-九州六大学リーグのドラフト候補リスト
2019年度-福岡六大学リーグのドラフト候補リスト
2019年度-九州地区大学リーグのドラフト候補リスト

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