近大が阪神と対戦、2安打の佐藤輝明選手に阪神・ヤクルト・広島など4球団注目

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近畿大が阪神とプロアマ交流戦を行い、来年のドラフト注目選手・佐藤輝明選手が痛烈な2ベースヒットを放った。この試合には阪神の他、東京ヤクルト、広島など4球団のスカウトが視察した。

試合前打撃練習に阪神ナイン注目

近畿大の佐藤輝明選手は186cm92kgの左の大砲として、来年のドラフト1位候補スラッガーとしてすでに注目をされている。この日の阪神とのプロアマ交流戦でも、試合前の打撃練習で次々と強烈なあたりを見せてサク越えを披露、この打球に観客が沸き、阪神のナインも打球の行方を目で追った。

その佐藤選手は試合でも見せる。4番サードで出場すると、初回に1アウト1,2塁のチャンスで、阪神・谷川投手の沈む球を捉え、打球は右中間を痛烈に切り裂き、タイムリー2ベースヒットとなった。また6回には、阪神の呂投手のストレートを詰まったもののレフト前に運び、4打数2安打1打点の活躍だった。

佐藤選手は昨年春に2本塁打、秋に3本塁打を放ち2年生までに7本塁打を放っている。このオフは、さらにホームランの飛距離が出るようにと、メジャーリーガーの動画を手本にスイングを強化し、「ミートポイントが良くなった」と手ごたえをつかんでいる。

この試合には阪神だけでなく、東京ヤクルト、広島など4球団のスカウトが視察し、高い評価を口にしている。

○阪神・渡辺スカウト:「今でも関西ではトップクラス。スケールが大きい。来年の上位候補になる」

○東京ヤクルト・阿部健太スカウト:「振れる、飛ばせるというのが彼の魅力。なかなかいないタイプ」

○広島・鞘師スカウト:「来年は競合するかもしれない」

佐藤選手は「プロ野球にはいきたいです」と話し、2020年のドラフト会議を見据えた。今年も春秋合わせて8本から10本を打てれば、ドラフトの超目玉として来年を迎えそうだ。

2020年度-大学生のドラフト候補リスト

佐藤、先制打含む2安打1打点 デイリースポーツ紙面 2019/3/8

 

視察したヤクルト阿部健太スカウトは「振れる、飛ばせるというのが彼の魅力。なかなかいないタイプ」と太鼓判を押した。鞘師スカウトも「来年は(1位で)競合するかもしれない」と語った。

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